半分くらいの地点と言われて
少し(=かなり)盛り下がった
ところで終わりました・・・
しかし、登らねば

(そこから帰るとかいくらオバハンでもあり得んし)
その女性は、がっかりする私たちに温かく、
「ここからかなり足場が悪くなって滑るから気をつけて」
と言葉をかけてくれました。
お礼を申し上げて再び発進!

その後は口数も少なく登り続ける私たち
(って本当はあんまり喋っちゃ駄目だったのもしかして?)

雨のおかげで道が一層ぬかるみになってました。
で、地図でも「ぬかるみに注意」って書いてあるので、
もしかしたら常時ある程度ぬかるんでいるのかも。
ということは、常時湿度が高いのかしらん。
とにかく地面がやわらかい粘度みたいで、
木と石で作ってくれている足場がなければ
ずるずるずるっと滑ってしまうところです

息があがってしまうので
休み休みながらも何とか登り続けたら
唐突に高宮神社(こうのみやじんじゃ)が目の前に
見えてきて、「あ、あれが神社?!」
もーね、大層ほっとしました

神社といっても、山全体がご神体なわけなので
お参りできるところを具現化してるだけということだと思います。
お賽銭を入れて「無事到着いたしました」と手を合わせました。
しかしこの時点ではもうね、疲れていたので
感動でうるうるしたわけではありません

そこから一番頂上の奥津磐座までは100メートルちょっとという
表示があり、「それやったら行けるね」と、
ぬかるみの中を歩きながら、何を喋っているかというと
「カール・ルイスなら10秒やん」
「古ぅ・・・ベン・ジョンソンのほうがええんとちゃう?」
「それも古いわ。今って誰?モーリス・グリーン?」
「いやいや、何とかゲイっていう人いるやん」
「それよりあのブラジル人・・・え~と・・・ぶっちぎりで速い人・・・」
結局、弾丸男の名前を思い出す前に頂上に到着

(誠に申し訳ないことに、ウサイン・ボルトはブラジル人じゃないし
ジャマイカの人ごめんなさい)
「やった頂上だ~」 ということで、
一応制覇気分になった・・・つもり。

「でも、下山せなあかんのよね」
そう。登ってきた坂道を考えると、下山もまた
かなり大変そうなのです。
とにかく急角度で下手すると滑ることが分かっているので、
足場を確認しながら下りなければならないと。
登る時に下りてくるのに出会った若者3人がいたのですが
若い男の子たちでも足を取られていたので、
私たちは余計に「下山は大丈夫か」という心配がありました。
唯一上りよりもいいのは、下りのほうが速度は速いということ。
それでも、足を踏ん張ってものすごい足元集中しての下山なので
足腰に力が入るわけです。これがすごい。
しかし、転倒なんぞしようものなら絶対に怪我するので、
満身に力を込めて(大げさな)下山したのでありました。
いやいや、登拝案内図にもありますぞ。
「下山は気をゆるめずに十分に足許を確認し、
着実に歩を進めてください」

下りでは三光の瀧で再びちょっとだけ休憩。
これってもう若くない身にはコタえるわ~とか話しながら
何とか無事に下山

まずは目的を果たしました。
ありがたやありがたや・・・
狭井神社の社務所にたすきを返して終了です

結局、案内図に書いてあるごとく、3時間かかりました。
(おばちゃんなので3時間ということで)
4キロって普段平地でもあんまり歩かない距離なんだけど、
この4キロは価値ある道のりだったかもしれません・・・
少なくとも、達成感はかなりものがあります

帰りもまた大神神社の中を通っていったのですが、
参道の灯篭が灯っていたので、ちょっとお写真を。

ほっとしたこともあり、結構幻想的だな~とか

(その後、灯篭の灯りは消えたんだけど・・・うわぁ)
神社から出たらすっかり夕方っぽくなっていました。
さて、明日は「帰りに寄った喫茶店の話」
をいたしましょう
