男同士のコンビものを"バディ映画"と
いうらしい。
時代背景は70年~80年代。
そう言えばあの頃、数々のバディ映画の
ヒット作があったよね。
「リーサル・ウエポン」「ビバリーヒルズコップ」
「スタースキー&ハッチ」などなど
多分、その辺のオマージュって言うか、
あの頃良かったよね~!
っていう作り手の想いを感じた。
あの時代のロスの街並みとファッションを
バッチリ再現させて、音楽はもちろん
当時大ヒットしたディスコナンバーの数々。
懐かしさに心が震える!
けど、この手の映画、何にも考えずに、
ただスクリーン中のストーリーを追ってるだ
けで、笑ったり、ハラハラしたり、ホロリと
するのが醍醐味だと思うけど、この映画、
ちょっと人間関係が入り組んでるというか、
説明が不足しているというか、
はっきり言ってよくわからない部分が幾つも
あった。
自分の理解力が乏しいせいかと、
ちょっと凹む。
にしても、頭の悪そうな小娘の暴走が、
アメリカの根底を揺るがす、国家レベルの
騒動に発展するのはいくらなんでも???。
体中に大量の贅肉を纏って巨大化した
ラッセル・クロウと、「ドライブ」のクールな
演技とは対極のダメ男になった、
ライアン・コズリングの怪演には驚いたし
笑ったけど、
肝心の二人の友情には???
何とも中途半端。
70点