今日はごみゼロの日。というより文化財保護法の日だそうですが、文化財ってなんだろうという話を。 | 作家養成塾『遊房』の公式ブログ 「めざせ!公募小説新人賞」門座右京監修

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私の弟が生まれた年の発布で、きっかけは法隆寺の火災からのようです。

ところで文化財って何ですかね。

ネットなどでは

人間の文化的,生活的活動によって生み出され,残されているもののうち,特に歴史的,文化的価値の高いものをさす。一般的に,その範囲は,建築,美術をはじめ,古文書その他の考古資料,演劇,音楽,祭礼,生活用具などの民俗資料,学術的に重要な理科学資料,また,形には残らないが伝承される技術としての無形文化財などがある。

とあります。

つまりキーワードは

人間の文化的,生活的活動によって生み出され,残されているものと規定されていて、残っていなければ文化財の資格はないということになります。

さらに

歴史的,文化的価値の高いものとなっているわけですが、ここでいう「価値」とは何かということです。

もちろんこれはバカにしていうわけではありませんが、たとえば法隆寺が風雪に耐えて何百年崩壊しなかったことは、当時の建築技術に対する「価値」も包括していると考えられますが、それは当時の技術の最先端という意味ですよね。

プレハブ住宅が誕生して、私の記憶では50年ほどたっているわけですが、このプレハブ技術にしても、建築技法上の画期的なものだと思うんですね。

しかも工場生産ができるわけで、低コストでできる。
私はコストも文化だと思うのです。

もし、大量生産のプレハブ住宅が、たとえばデベロッパー方式で、ニュータウンが造成され、それが1000年間温存されるどころか、現役でその時も住んで使われているとしたら、それも文化遺産ということになるはずです。

そうすると技術はクラフト、すなわち手工芸だけではなく、工場生産という技術も、文化としての価値を見いだすはずです。

さて、残るからすごいんでしょうか?
残らなくてもすごい文化はたくさんあるように思います。

縁日の飴細工、花火。記憶に残るものが文化でもあると思うのです。

写真は今、デジカメになって、いつまでも残ります。
1000年後、花火が文化財保護法のひとつになると、文化も進化するのでは。