文章の「文」は模様という意味なのにどうして文章ということばが生まれたか。を検証し生かしましょう。 | 作家養成塾『遊房』の公式ブログ 「めざせ!公募小説新人賞」門座右京監修

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私、何が嫌いかって、蛇ほど嫌いなものはありません。
実は文という文字は、その蛇の種類、まむしの腹模様を意味するんですね。

入れ墨というのをモンモンといいますね。
紋紋ということばが、そのルーツですが、紋様の紋は文を糸のように長く、つまりまむし状の紋様を文といい、モンモンは昔は文文と書いたものでした。

因みに靴や足袋を文で表記するのは、昔の1文銭の直径が2、4センチメートルで、これが寸法の基本になっただけで、ここで説明している文とは少しことなります。

さて、その模様の意味を持つ文がどうして文章となったかといいますと、文章の基本である文字の集合体という意味で、文字も模様という見立てなんですね。

原稿用紙に漢字ばかりを書いたものと、ひらがなばかりのものを見比べてください。
感じばかりの方は画面が黒く感じるはずです。
ひらがなの場合は白く感じます。

これが文章の意味です。

文字を漢字やひらがなで書くと、白黒でも原稿用紙の画面が微妙に違いますね。

これが模様文章というわけです。

漢字が多すぎると、最近の文字離れの若い人には敬遠されます。
読みやすい模様で書くことも必要です。