わたしの2017年のおみくじ!最近は神社も知らない吉凶の順位 | 作家養成塾『遊房』の公式ブログ 「めざせ!公募小説新人賞」門座右京監修

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わたしの2017年のおみくじ結果は・・・







最高が大吉と思っている人がいますね。
神社にも多いんですね、そう思っている人が。

仮に大吉が最高としましょう。
大吉、中吉、小吉、吉
としてみましょうか。

吉より小さい小吉がどうして吉の上になるんですかね。
もし小吉より吉が低いなら、末吉というのがあるはずですが、末吉より下ということになってしまいます。

実は吉が一番上で、吉の中で一番吉に近いのが大吉なんです。
ですから末吉は吉の中の最悪吉ですから、末凶と変わらないんですね。

おみくじというのは、御籖(みくじ)に丁寧語を重ねた御みくじですから、くじが一般名詞になります。

で、くじの語源は、先の尖った大工道具のキリや、武器としての槍に似たもので、箱に入った木札を突き刺し、あらかじめ書き込まれた数字なりで占ったもので、宝くじはまさにそれで行われました。
当たりくじというのは、刺さった木札を意味し、当たり札が当たりくじとなり、その当たりくじに吉を書いたことから、吉凶占いに発展したわけです。

訴訟のことを公事といいます。くじと読みます。
卑弥呼の時代に訴訟の判決を占いでやったことから、おみくじのくじは、この訴訟からという説もありますが、今年はいい年という占いがどこから、どういう根拠で得られたものかがない以上、これほどいいかげんなことはありません。

吉凶に一喜一憂するなら、私の競馬のようにきちんと、確率を出して、確実に利益をあげるようにしましょう。