ネットで理論武装した患者が「勉強不足だ!」と医者を罵倒
何らかの症状で病院を受診する患者の数は、1日平均約141万人(2010年・厚労省調査)。高齢化も進..........≪続きを読む≫
こんな患者さん、最近増えてきましたね。
理論武装しすぎて考えすぎて適切な医療を受けれない方。
大体副作用のない薬なんてないでしょう?
それなのに…
「このお薬はこんな副作用があるので飲めません!」
とか
「あそこの先生はこういったのに…」
とか
「私の病気がわからないんですか?」
とか
「早く治してください」
とか
日本人の知能ってどれだけ低下しちゃったんでしょうか?
正直心配になります。
もちろん、こちらは面と向かって本人にいうことはありません。
淡々と診察するのみです。
もちろん、上記のようなことを言った患者さまについては
きちんとカルテに情報として記載しておきます。
今のカルテは本当に便利です。
一瞬でいろんな項目を検索できます。
しかも病院内で共有できる…。
一度使ったら電子カルテは手放せません。
以前こんなことがありました。
ある生活保護の女性の方が
同じ病名で同じ日にうちを含めて2か所の医療機関から
それぞれ1か月分の眠剤と抗うつ薬、抗不安薬を処方されてました。
これは実はいけないことなんですね。
重複・頻回受診は原則禁止されています。
もちろん、全額自費負担であれば可能です。
この方は生活保護受給者でこちらに自立支援の登録をされていたので
他の医療機関のレセプト請求が棄却されました。
その後、何も知らずに再度診察に行ったときに先方の先生に断られたそうです。
今年の4月からはほぼ全国の薬局と医療機関がオンライン化され
縦覧・突合点検がすすんでいるので、こういった不正もすぐに見つけられます。
以前リタリン中毒の問題がありましたが、中毒になっている人、
また、薬を横流しして収入を得てきた人は片っ端から摘発されます。
もちろん重複・頻回受診は医療費の無駄遣いというばかりではなく
無用な検査を受けて処方される薬の場合は
健康に害を及ぼすケースもあります。
話が少し脇道にそれましたが、
医師がネット上の情報以下だというのなら、その医師にかからなければいいのです。
自分が知りえた情報を信じてその通り治療してくださる先生を探してください。
時間がかかるかもしれませんが信じた道を突き進むのも幸せなことだと思います。
一つだけ注意していただきたいのは…
そんなあなたを医療機関の人は
単なるドクターショッピング依存症…
とみなすということ。
医療従事者は健康保険の財源に限りがあることを知っています。
2年ごとにどんどん改正されるので状況が目まぐるしく変わっています。
例えば、
昔は保険診療だけで経営できていた歯科医院が
最近は矯正治療や審美歯科をしないと継続できなくなってきました。
最近は開業した8割が一年以内に閉院する統計がでているそうです。
そのほとんどがデンタルクリニックです。
それを知っているので
医療費の無駄遣いをする患者様については
無駄に使われた医療費で
助かったかもしれない命を救えたかもしれないと思うので
残念な気持ちになってしまいあまり親身になれないのです。
真摯に医療に従事する人であればなおさら
そういった考えをもつようです。
さらには…
ドクターショッピングされる方は、病気にもよりますが、比較的元気なんですね。
だから誰も親身になってくれない。
病院に行くのが半分趣味になっているような人とみてしまいます。
それに、すぐにどうこうという病気ではなかったりする…
なので、ちょっと見下されたりぞんざいに扱われたりする…
それでもドクターショッピングをし続けるあなたは
きっとそんな偏見や冷遇にもまけない意志の強い方なんだと思います。
実はこういう方は美容整形の医師には歓迎されます。
体を治すより容姿を治すことに専念されると
本当はもっともっと幸せな気分を味わえたのかもしれません。
なかなかうまくいかないですねぇ。
欲されるところにいれば幸せでいられるのに…
「青い鳥」もそんなお話でしたね。