吉野川の水量が減り体感温度が下がりまして、立冬に入った実感が湧いてきました。

蔵の中は暖房がなければ足元からジンジンと冷えてきて寒いですが、ストーブで足元から温め一旦温まると今度は人の体温だけで随分と暖かさが保てるという中々優れた建築物です。

吉野では「吉野建て」という山際に器用に建てる建築物が有名ですが、吉野川沿いにある三奇楼なども川石を器用に組み上げた石垣の上に立ち上げる独特な建築物が多く、今では建築法や河川法などで多分許可されないであろう建築物が沢山あり、昔の人々の知恵と労力に恐れ入るばかりですね。






昔の吉野(上市周辺)をよく知るご夫妻が「ゲロゲロじいさんの金曜日」にご来店され、閉店まで徒然に色々なお話をさせて頂きましたが、昔の上市は本当に吉野川に沿った細長い集落ですが、えびす神社があるくらいよく栄えており上市だけで生活に何不自由なく暮らせたとのこと。
散髪屋さんなどは通りに3軒も並んでいたらしく、1軒のお宅に驚くほど沢山の人々が住んでいたとも仰っていました。
今は昔のお話ですが、そんな昔の賑わいがまた上市に戻って来ないかと地元有志たちが口先だけでなく町長を筆頭に本気で私費を使い頑張っている姿を目の当たりにしますと、ゲロゲロも何かお手伝い出来ればと思います。
そこで、上市有志が11/20(土)に「吉野音街道」なるイベントを企画したのですが、凄い反響になりまして当初の執行部の思惑をかなり超えた規模のイベントになってしまい、ゲロゲロも会場スタッフの一人になり更に三奇楼も会場になるため来週の「三奇楼蔵cafeBar ゲロゲロじいさんの金曜日」は臨時休業となりますので悪しからず。




今、吉野町上市が最高に面白いのですが、ゲロゲロが徘徊している吉野は上市だけでなく、更に吉野町だけでもありませんので、吉野郡全てが面白くなると良いですよね。
やはり、人生面白い方がよろしいです。
本日はここまで、ゲロゲロ😊