子宮を摘出しても、卵巣だけは守りました。


本当は、子宮を残したかった。

なので、セカンドオピニオンにいくつか廻りました。


どこに行っても、「がん」としては初期で、MRIでがん細胞を特定できない。

なので、子宮は守れませんでした。


しかし、いくつかの病院を廻って見解を聞いたら、少し手術の範囲が狭められました。


そして、卵巣を守る手段を取ってくれることになりました。

=卵巣が動いている限り、更年期障害にならない、ということだそうです。



その方法は、卵巣をつり上げるということです。


ふつうならばいじらずに、そのままお腹を閉じるのですが。。。


私は、「摘出したリンパが、転移している可能性も考えられる」状態でした。


転移をしていたら、放射線治療を追加でするというものです。


その治療をする上で、卵巣を守るには、卵巣を移動させておく必要がありました。



幸い、追加治療は免れました。


でも、私の卵巣は、腰骨の所にあります。 今も排卵を続けています。


排卵時期になると、結構5CMくらい腫れあがることがあります。

毎回ではないのですが、他の臓器を圧迫するのか、とても痛いです。


まず、腰痛を感じます。全体的にズーンとした感じです。

慣れてきたので、「来たな」と思います。


腰痛以上に、お腹(卵巣のある個所)がズキズキします。

生理痛と同じで、鎮痛剤と、痛ければ横になるしか方法はありません・・・。




今回は、鎮痛剤もあまり効果はありませんでした。

オフィスのイスに座ってても、腰が痛くてふつうに座っていられません。


歩いていても、脚の力が抜けていく感じです。



誰が見ても歩き方が、尋常でないので、こればかりは周りがケアしてくれます。









脚のリンパを切除した人にとっては、「浮腫」は怖い症状です。


立ちっぱなしは、脚血流う&リンパが下にたまってむくみやすくなる、


座りっぱなしは、そけい部、ひざの曲がっている部分で流れが滞る。


そういうことにも気をつけていかなくてはならない。



病院からは、「ソファでオットマンに足を投げ出す体勢がいい」と言われました。



私の仕事は、デスクワークです。


通勤の歩きでむくむ。

パンプスの革の圧迫で血流が悪くなる。

ストッキングの縫い目が食い込んで、つま先が痛くなる。


復帰早々、そういった問題が出てきました。


「がんを克服し、社会復帰をする」という、向き合わなくてはならない課題もあります。



まず、会社には、折り畳み式の踏み台のようなイスを用意しました。


デスク下に置いて、オットマン代わりにしています。


決して投げ出し心地がいいわけではありませんが、脚を上げていると安心感はあります。


脚を投げ出す分、姿勢が悪くなるので、肩や腰は痛くなりますけれど(苦笑)

これをどう改善していくかが課題です。










交通手段を使う出勤ってイヤですよね。


病後の私にとっても、さらに通勤はつらいものです。。。


ラッシュの時間を避けさせてもらってはいるのですが、

吊革に、すべて人の手が埋まるくらい混雑はあります。



揺れる電車に、ずっと立っていることが疲れます。


秋とは言え暑い日々。


手術前よりも、嗅覚が敏感になったと思います。

汗臭い匂い、生乾きの匂い、体臭、香水などなど。もわぁっとする湿度も重なり。。。


「匂いがきついな・・・汗」と思ってガマンができないことが多くなりました。


座りこみたくなったり、ムカムカを我慢して青ざめたりします。

会社に着くと気持ちが悪い毎日。


ちょっと休んだり、お水を飲んだりして、数時間経って落ち着く時は落ち着きます。

これは貧血症状と似ているかもしれませんネ。




帰りの電車は、脚のむくみが出てきて、これも立つのがつらいんですよね。


始発(座れる)電車を待ったりしました。


私の使用する電車は、グリーン車も存在します。

ですので、往復グリーン車を使うことも多かったです。特に、冬場は。



ようやく一年経過して、座らないで通勤することにも慣れてきました。


まだ短時間で乗り換えをするからいいのですけど。

これが、20分以上の立ちっぱなしになると、まだまだ不安はあります。