乗り越えたい! | 悠々自適に綱渡り
一年の中で、最もぐったりする月、それが6月。

しかし、それだけに、一日一日を乗り越えるたびに、「生きている実感」を得られるのも、この6月なのであります。

「乗り越える」と言っても、仕事をして、食事をきちんと取って、十分に寝る、それだけですがね。

・・・ああ、嘘をついた。「だけ」じゃないわ。「ライブに通う」も追加しておこう。

ただ、6月を乗り越えたところで、7月も8月も暑くてしんどいのは変わらないので、大好きな秋がやって来るまでは、毎日が試練です。

今週1か月振りにピアノの授業を受けて、そのときに先生が、私の練習している『プラチナ』(坂本真綾の曲)の一部を模範演奏してくれたのですが、自分で選んだ曲ながら、「ちゃんと弾くとこんなに素晴らしい演奏になるのか・・・」とあらためて感動!

「先生、ありがとうございます!音楽の力は素晴らしいですね!あるはずのない海が、目の前に広がりました!」

すると先生から

「この曲の歌詞は知らないんだけど、海がテーマなの?」

と聞かれ、

「・・・まったく関係ないです!」

と回答。自分の発言の適当さを実感したな。もっと考えて喋らないとね。



ちなみに、『プラチナ』の歌詞(作詞:岩里祐穂)は、サビにある「『思い』が全てを変えてゆくよ」という歌詞が象徴的で、現在や未来が自分の前にどう立ちはだかっていても、「信じる」「恐れない」といった「思い」によって可能性は広がるというようなことが歌われています。そう、まるで、「海」のように広がる可能性・・・

現実には、夢や希望の海に溺れ、気づくと振り出しにいることが多いんだけどね!そんなときにこの曲を聴くと、またやる気が湧きます!

そういうわけなのでね、この歌を聴きながら、シャーベット片手に今夏を乗り越えますよ。

・・・小さいな、この夢や希望(^_^;)

(終わり)