臨時のカテ教があって、馬に乗る時間を昼から夕方に変更。薄暗い中では初の乗馬。
乗馬前の準備から始める。勒(ろく)とか、鞍(くら)とか。
腹帯を締めるときに、痛い!と思った馬が噛んでくる可能性があるらしい。いつか噛まれそう。
乗馬場所に馬が五頭。
「こいつら、基本的に馬嫌いなんで」
インストラクターの言う通り、なるほど互いによそよそしい。
「皆さん我が道を行く感じなんですか?」
「そうですね~」
今日は前回よりも下半身をしっかり使うように指導を受けた。
歩いているときはよいけれど、走っているときに自分が立ったり、座ったりするタイミングがうまくつかめない。
走行、歩行、走行、歩行を繰り返す。
「この馬は言うこときかない馬なので、こいつが乗れればどんな馬にも乗れますよ」
なぜそんな厄介な馬を初心者に!
でもこれが気になるんだなー。
その大きな瞳で、何を見つめているんだろう、と。
指示してないのに不意に走り出すのも、怖いことは怖いけど、生き物らしくていっかーと思う。
1時間くらい闘って、馬を戻して帰る。
帰り際に、馬が一頭暴走。インストラクターを振り落とし、タカタンタカタン走る。スタッフ総出で止めに入る。私はさくの外で傍観。あれはなかなか、怖い。
「今までに、さくを出ちゃったことって、あるんですか?」
「二頭だけいたらしいです。昔の話ですけど」
国道に出ようものなら、最悪らしい。確かに、ふと脇を見て、馬がいたらびびるよね。
今日の反省。もっと足腰を鍛えないと。(続く)