馬に乗る(1)早速の暴走! | 悠々自適に綱渡り
臨時のカテ教があって、馬に乗る時間を昼から夕方に変更。薄暗い中では初の乗馬。

乗馬前の準備から始める。勒(ろく)とか、鞍(くら)とか。
腹帯を締めるときに、痛い!と思った馬が噛んでくる可能性があるらしい。いつか噛まれそう。

乗馬場所に馬が五頭。

「こいつら、基本的に馬嫌いなんで」

インストラクターの言う通り、なるほど互いによそよそしい。

「皆さん我が道を行く感じなんですか?」

「そうですね~」

今日は前回よりも下半身をしっかり使うように指導を受けた。

歩いているときはよいけれど、走っているときに自分が立ったり、座ったりするタイミングがうまくつかめない。

走行、歩行、走行、歩行を繰り返す。

「この馬は言うこときかない馬なので、こいつが乗れればどんな馬にも乗れますよ」

なぜそんな厄介な馬を初心者に!

でもこれが気になるんだなー。

その大きな瞳で、何を見つめているんだろう、と。

指示してないのに不意に走り出すのも、怖いことは怖いけど、生き物らしくていっかーと思う。

1時間くらい闘って、馬を戻して帰る。

帰り際に、馬が一頭暴走。インストラクターを振り落とし、タカタンタカタン走る。スタッフ総出で止めに入る。私はさくの外で傍観。あれはなかなか、怖い。

「今までに、さくを出ちゃったことって、あるんですか?」

「二頭だけいたらしいです。昔の話ですけど」

国道に出ようものなら、最悪らしい。確かに、ふと脇を見て、馬がいたらびびるよね。

今日の反省。もっと足腰を鍛えないと。(続く)