「酒井法子の夫が逮捕ですって」
と同僚から教えられ、
(ふーん。のりピーショックだろうなぁ)
くらいの感覚で聞き流したのが今週の頭。
「酒井法子が失踪ですって」
と教えられたのがその翌日。
(まじか・・・よっぽどショックだったのだろうなぁ、早まらないでほしいなぁ)
熱烈なファンでは無かったものの、90年代前半はのりピー大好きだったので、人ごとながら心配になるのでした。
そして今週後半、
「酒井法子に逮捕状ですって」
と教えられ、私はなぜか、興奮しています。
何かに失望しているわけでもなく、
何かを信じて祈っているわけでもなく、
ただただ、
あの酒井法子が消えた、そして、これは失踪ではなく、逃亡かもしれない
という、限りなく曖昧な現在の状況が、人ごとのはずなのに、最近伝わってくるどんな衝撃的なニュースよりも私を動揺させます。
たぶん、覚醒剤というキーワードと酒井法子が全く結びつく気がしないからだと思います。それくらい、私の中で酒井法子のイメージは出来上がっていて、このイメージはおそらく、私だけが抱いているものではなく、きっと、80年代~90年代に芸能事務所が戦略として作り上げたイメージともほぼ一致していると思います。
もちろん、実際の酒井法子がどんな生活を送っているかは、われわれ消費者の知るところではないのですが、
やっぱり、ミッキーマウスを着ぐるみと思ってはいけないみたいに、作られたイメージは保たれていてほしいし、保ちたいと思うのが本音でありまして、その意味で、酒井法子が失踪し、その後逮捕状が出たという事実だけ並べられると、気になって映画の一本も見られません。白でも黒でもどちらでもいいので、とりあえず雲隠れはしないでほしいし、無事に姿を見せてほしいです。
そして、『碧いうさぎ』は何度聴いても良い曲です。