タルト・キッシュ教室のなかじまゆうこです。

数あるブログよりご訪問ありがとうございます。


皆様、いかがお過ごしですか?

先日作ったレモンと甘夏のピールでオランジェットを作りました。

ピールの作り方はこちらを参考にして下さいね。






奥がレモンピールミルクチョコでコーティングしています。

手前が甘夏ピールダークチョコでコーティングしています。

チョコレートのテンパリング(温度調整)については最後にふれますね。

個人的にはレモンピールの方が好みです。



余った甘夏ピールは漬け込みフルーツに加えました。





今年は、クランベリー、ドレンチェリー、、レモンピール、オレンジピール等で漬け込みました。

ラム酒と去年作ったレモン酒少量をひたひたになるまで加えます。


こちらが去年のジンでつけたレモンです。



クグロフもよいですが今年はシュトーレンを作ろうかと思っています。momi2*

作ったらアップしますね。



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ここからはチョコレートのテンパリング(温度調整)についてなので興味ある方はお付き合いください

まず、使用するチョコレートはクーベルチュールが適しています。

クーベルチュールとは、カカオバター以外の油脂を加えていない純粋なチョコレートの事です。

まずは、ただチョコ溶かしてピールにくぐらせるだけではできないのかな?という疑問を持った方もいるかと思います。

チョコの中のカカオバターの性質上、溶かしただけでは艶がなく白くなってしまうことがあります。
(ブルーム)

チョコレート菓子を作るときにはテンパリングと言って温度調節が大切です。


そして作業部屋の環境も大事です。室温は18℃~21℃がよいと思います。

チョコの種類は3種類で、ダーク(スウィート)、ミルク、ホワイトがあり、ここではダークを例にしてみます。ミルク、ホワイトは温度が少し異なります。
ボールを使う方法でご紹介します。

【作り方】 

1.タブレット状のチョコレート(ない時は刻む)をボールに入れ湯煎して45℃にとかす。チョコレートの量は200g以上が作りやすいかと思います。お湯が入らない様に注意が必要です。

2.次にボールの底に水を充てて、27℃にさげる。ボールの周りや底が固まってきます。

3.お湯に一瞬つけて、よく混ぜを繰り返し、29℃~30℃にする。

4.チョコをカードなどにつけて状態を確認する。
すぐにつやよく固まれば成功です。

固まらなければ、また1からやりなおします。

成功すると、なめらかでつやつやの仕上がりになりますよ。


慣れると温度計を使わなくてもできるようになります。


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長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

みなさんにとって、よい一日となります様に。