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ありがとうございます^ ^
原始反射という言葉
聞いたことありますか?
私は妊娠中すら知りませんでした
母親学級でも
産後の保健師訪問でも
誰も教えてくれないこと
でもそれが、
子どもの発達のベースとなるものだったのです
本日は、
原始反射についての
お話です。
原始反射って知っていますか?
私がはじめて原始反射という
言葉を知ったのは、
娘が生まれて2〜3日後
コットで寝ている娘が、
ちょっとした物音や振動で
両手をあげてビクッと驚く
1度や2度ではないので調べてみたところ、
「モロー反射」という原始反射の
ひとつであると知ったのです。
ふーん。
そのうちなくなるって書いてあるし
気にしなくていいんだなぁという印象でした。
そもそも原始反射ってなに?
原始反射とは、生き残るために
人間がもつ反射のこと。
普段私たちは頭の中で考えてから、
筋肉に指令をだし、身体を動かしますよね
でも絶体絶命、大ピンチ!ってときには
頭で考えるより先に身体が動く
これが反射です。
思考と身体がつながっていない赤ちゃんは、
この反射を使って「生き延びている」んです
どういうことか、
モロー反射以外にも有名な反射
を例に説明しますね。
生き延びるための原始反射
探索反射や吸啜(きゅうてつ)反射
という言葉を聞いたことが
あるかもしれません。
探索反射は、
お母さんの乳首を探すための反射
吸啜反射は、
乳首に吸いついて母乳を飲むための反射
お母さんのお腹から出てへその緒を切った
その瞬間から、
栄養は自分で口から取り入れなければ
生きていくことはできませんよね。
だから元々、原始反射として
プログラミングされて生まれてくるんです
この原始反射はお腹の中から
出始めるものもあります
よく、エコーで指を吸っている赤ちゃんをみて
「おっぱいを吸う練習をしてる」
と言われますが、
これがまさに原始反射なんです
このように人間が生き延びるために必要な
原始反射ですが、
ネットで調べた情報だけでは
重要なことが欠けているんです
それは
原始反射を必要な時期にたくさん使い、
使いきらせることが重要ということ
原始反射を使い切るとは
原始反射というのは
いろいろな種類のものがあり、
それぞれにだいたい生後何ヶ月(妊娠何週)に
出現するかが決まっています
その時期にたくさん使い切ることで
その反射が普段は出なくなるんです
例えば、モロー反射
いつまでもちょっとの物音や振動で
ビクッと手を上げてしまうようでは
日常生活に支障が出るのはお分かりかと思います
だから、本当に反射を
必要とするとき(大ピンチのとき)以外には、
その反射は出ないようになる
というのが大切なんですね
でもこの原始反射が使いきれず、
残ってしまっている子が最近増えてきています
・帽子のゴムを咥えてベチョベチョにしてしまう
・指しゃぶりが取れない
・授業中に椅子に座っていられない
・音に過敏すぎる
・怖がり、ちょっとしたことで驚く
これらは原始反射を使い切れていないことが
原因の可能性があるんです
でもそもそも原始反射という概念が
あまり知られていないので、
その子が困っていることを
誰も解決してあげることができない
そのままでは
その子はずっと何か生きづらさを
抱えて生きていくことになります
そんな生きづらさを感じる子を減らすためにも
子育て中のママ、
さらには妊娠中のすべての女性に
原始反射のことを知ってほしいなと
思っているのです
やりきらせる重要性
もちろん原始反射に限らず、
子どもがすることにはすべて意味があり
それをやり切ることが発達には非常に重要です
原始反射にしろ、
寝返り、ズリバイ、ハイハイにしろ、
イタズラにしろ、
思う存分やりきることができるよう
サポートできるといいですね
その方法については、
これからもブログ内でお伝えしていきますね!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました♡
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