一種の「悟り」を得ていると思われる森田健さん
を取り上げた記事の続編です。
幸運を招く考え方(森田健)
『老子の有名な言葉に「為さずして為す」というのがあります。
自分が為すことなどちっぽけなことなのです。
人はそれをなかなか理解できません。
自分が宇宙の主人公だと思い込み、
自分のエネルギーを上げてコトを為そうとするのです。
でも、ほとんどは失敗します。
宇宙と一体になったとき、
「為さずして為す」が起こるのです。
あなたの周囲はあなたに認めてもらえたのです。
あなたの目的達成のための手段だったのが、
やっとそうではなくなりました。
あなたの周囲は嬉しいです。
すると誰もが経験していないことが起ります。
あなたが目的を捨てて周囲を認めたからです。
目的は過去の経験から作られるので、
経験外のことは排除されてきました。
しかし、目的を捨てれば、
誰も経験していないことが起るのです。』
(~不思議の友No.39 森田健 より~)
表面的な浅い「自我」で
仕事をしようとしても、
顕在意識から出るエネルギーは有限的で、
大したことはできない。
そんなつまらない「我」は捨てて、
もっと深くにある宇宙と一体になれば、
宇宙の無限のエネルギーを
受け取ることができて、
思いもよらないような
素晴らしい力を発揮できる。
ここでも、
「根源」の世界、
巨大な「原因」の世界、
陰陽の「陰」の厖大な世界、
すなわち、「宇宙」につながることが
大事だと言っています。
それが、「悟りの境地」
だと言えそうです。