不幸の根本的原因 ⑥ | “縄文の蘇り”&”ろくでもない世界”との決別

“縄文の蘇り”&”ろくでもない世界”との決別

第一ステップ:戦後の常識の徹底的な破壊(GHQの洗脳解除)
第二ステップ:弥生以降の常識の破壊(大陸思想の廃棄)
第三ステップ:奥底に眠っている縄文人DNAの起動

不幸の根本的原因は、

 

「価値あるものが、自分の中ではなく、

自分の外にある」という意識・認識・想念

を持っていること。

 

それが現象として現れると、

「ほんものの自己重要感がない人」

または、

「自分の世界に生きていない人」

または、

「自分の目標、夢に生きていない人」

 

そして、「学校」が「就職先」が「国家」が

そう仕向けているのではないか・・・

 

さらに続けます。

 

戦時中の国家には「天皇」という

「現人神」が中心に据えられていた、

という側面が付け加わっています。

 

当時の政府や国民は、

国家自体に価値がある、というよりも

「天皇」に価値があると認識していたようです。

 

教育勅語などによって、

人為的に人々に刷り込まれていったとはいえ、

かなり浸透していたようです。

 

特攻隊士は「天皇陛下万歳」と言って、

敵艦に突っ込んでいきました。

 

「天皇陛下」と「国家」は

ほとんどイコールだったようです。

 

これは日本の歴史では

特異な現象です。

 

古代には天皇も権力を

持っていたようですが、

特に武士の時代になってから、

天皇は政治権力とは

離れたところで存続していました。

 

それが明治維新によって

再び政治権力の頂点に据えられました。

 

頂点とは言っても、祭り上げられただけで、

実際の権力は政府が握っていましたが。

 

明治天皇を元首とする国家を、

明治新政府は作り上げていきましたが、

それは、欧米列強に対抗するためでした。

 

当時世界を席巻していた欧米列強から

独立を保ち、存続していくためには、

欧米列強から学ぶ必要がありました。

 

その欧米列強には「キリスト教」がありました。

「キリストという神」が絶対の価値を持っていました。

 

そこで新政府は、天皇を

「現人神」と位置づけました。

 

「国家」よりも「宗教」が

欧米を支配していました。

 

日本も、「大日本帝国」よりも

「天皇」に価値を置きました。

 

「宗教」の前に、「個人」は無力です。

 

「神」の前に、人は無価値です。