旧ユーゴ戦犯法廷カラジッチ被告初出廷 | 雑記帳(旧・ジェルボー、時々ゲリの東京日記)

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2008年8月1日付日本経済新聞国際面より

 ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦時の集団虐殺などを指揮したとされる元セルビア人勢力政治指導者のカラジッチ被告が31日、旧ユーゴスラビア国際線犯法廷(オランダ・ハーグ)に初めて出廷した。同被告は戦犯法定から集団虐殺や人道に対する罪で起訴されているが、同日の法廷では罪状認否は留保した。以下略

(ブリュッセル=下田敏)


逮捕時のイスラム指導者みたいな(ちなみに彼が迫害したと言われているのはBHのムスリムです)変装姿も記憶に新しいですが、22日(日本時間)の逮捕から約一週間での初出廷。すでに起訴されていたとはいえ、素早い展開が印象的。

コソボ独立問題で足並みが乱れた欧州各国が、この成果をきっかけに一致団結をアピールする意図が見えます。


思えば今私がはまっている旧ユーゴスラビアの国々(セルビア、クロアチア、モンテネグロなど)に初めて興味を持ったのはアイルランド内戦に関心があった学生時代に旧ユーゴ紛争を学んだからでした。

結局専攻はしなかったものの何かと縁が深く、昨年訪れたベオグラードで空爆された国連ビルを見たときは感慨深かった。本当はモスタル(空爆で破壊された橋が有名なクロアチア国境の村)とかサラエヴォも行きたかったんですけどね(遠いんですよ)。


私が訪れた旧ユーゴの印象は、完全に復興したそれ。アナボコだらけになったという観光地ドブロブニク(クロアチア)なんて綺麗なものでした。

2000年の欧州選手権で因縁の対決といわれたセルビア(当時はモンテネグロと一緒にユーゴスラビア)対スロベニアを見たときも、国歌でブーイングありましたけど、そこまで険悪な雰囲気もなかった。セルビア人のピクシー(名古屋にいたストイコビッチ選手)について、旧ユーゴの英雄で大好きって言ってたスロベニアの若い子もいました。市民レベルでは、決して憎み合うだけじゃないのだなと思える出来事でした。むしろ、内戦のせいで、因縁が生まれた。


もともと民族間の結婚も多く、モザイク国家だった旧ユーゴ。国境を引いたことが果たして幸せだったのか、今更ですが私は疑問です。そしてまたコソボが独立宣言・・・多民族国家の可能性は綺麗事なのでしょうか。




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