久々の更新です。
昨年4月、右奥歯の不正咬合と歯根膿瘍が発覚したゲリりん。
歯削り後は元気に食べるようになり、昨年8月の渡米も無事乗り切りました。
しかし、今年2月頃から右目の涙と目やにが酷くなり、眼球突出もひどくなって目が閉じられないようになりました。

眼球に傷がつくようになり、獣医さんに相談したところ、このままでは感染が酷く体力も落ちてくるので膿を出す手術をしましょうとのこと。
本来なら歯根膿瘍の原因となる歯の治療をしなくてはならないのですが、そのためには大がかりな手術が必要で、もうすぐ9歳になるゲリには負担が大きいそうです。帰国に備えて体力を回復させるという目的の一時処置が選ばれました。
手術は半日で終了。軽い麻酔をかけ切開、入院は不要でした。
術前同意書のようなものは書かなかったのですが、麻酔をかけて切開をする直前に医師本人から意思確認の電話がありました。日本で手術をしたときは、預けるときに引き取り時間を言われるだけですが、「今から切るわね。終わったらまた電話するわね」という安心できるようなハラハラするような手術体験でした(笑)
処置は成功したのですが、引き取りにいってびっくり。傷口が縫ってありませんでした。
どうやら膿瘍の切開手術はたまっている膿を除去したあとも傷を開けておいて膿を出し続けるもののようで、退院後は飼い主が自分で膿出しをしなくてはいけないのです。
ちょっと動揺しました。縫っていない傷口なんて見たことありませんからねー。

術後のケアは薬の服用と温熱療法の大きく二つです。
飲む抗生物質と痛み止め。目薬。傷口に注入する抗生物質のジェルを処方されました。
一日2~3回温かいお湯でしめらせたコットンで患部を2~5分圧迫し、膿を出します。膿は固くてねっとりしているので拭くだけではとりきれず、ぬぐうようにして傷口から掻き出します。最初はなかなか怖くて手が震えました。
うさぎの傷の回復は早いので4~5日もすると黄色いかさぶたができてきます。しかしそこで傷口をふさいではいけないのでかさぶたを取らなくてはいけません。痛み止めを飲んでいるので痛くはないはずなのですが、傷をいじるのはやはり嫌がられます。ゲリはすっかり怖がっていじけてしまい、逃げ回るようになりました。私も「いつまで膿出しを続けなくてはならないんだろう」と落ち込みました。
このころになるとゲリ自身が自分でかさぶたを掻いてはがしてしまうようになりました(術後カラーなどはつけません)。かさぶたがはげるとどばっとまた膿が出てきます。見つける度に取りました。不思議なもので傷口から膿を出すと目から膿が出なくなります。傷をふさぐと目から膿があふれます。術後眼球がずいぶん引っ込み、まぶたも閉じられるようになりました。眼球を圧迫していた膿を出し続けることで状態が改善したようです。


同じ病気治療の飼い主さんの参考にと詳細に書いていたら長くなりました。
次の記事に続きます。
☆ジェルボー☆