「グラグラメゾン東京」最終話は、全11話の中で1番長くて、25分でしたね。
グランメゾン東京がオープンして1年でミシュランで3つ星を獲得。
その後のストーリーでしたね。
<数年後、市場でのシーン>
祥平くんと柿谷さんが、ばったり会う。
「相変わらずケチな料理作ってんのか。」
「そんなケチな料理にミシュランは星をくれましたけどね。」
すでに、祥平くんは、グランメゾン東京を辞めていた。
<回想シーン グランメゾン東京に、丹後さんがやって来た>
「祥平一つ、言い忘れたよ、「お前いい顔になったなあ。」
「グランメゾン東京のためにこれからも全力でやって行きます。」
「頼もしいな。でもな、祥平、ここは早見倫子さんの店だ。いつかこの店を出て自分だけの味で勝負する時が来る。」
「考えた事もなかったです。」
「何言ってんだ。一流の料理人なら一国一城の主になって最高峰を目指すのは当然だろう。待ってるぞ。」
<冒頭の祥平くんと柿谷さんの市場シーンに戻る>
「(独立した店)1つ星で満足しているのか。俺はおまえに絶対に負けない。」
「変わんないすね。柿谷さんは。俺だって絶対負けないっすよ。」
「また今年も来るな。ミシュランを審査する時期にが。」
「ええ。」
「今年こそ東京のフレンチに新たな3つ星を誕生させたい。」
「俺たちの世代でフレンチ盛り上げて行きましょう。」
「ああ。」
<柿谷さんの回想シーン:柿谷さんと美優ちゃんが喫茶店にいる>
柿谷さんは、美優ちゃんに交際を断られた時の事を思い返してた。
「グランメゾン東京に平古が?」
美優ちゃん、自分がグランメゾン東京に行った時の事を話す。
「姿こそ見せませんでしたけど、あそこに祥平くんはいた。確かに祥平くんが作った料理の味がしたんです。」
「平古とは・・・より戻すの?」
美優ちゃんは、無言。
「じゃあ俺と付き合ってください。」
「ごめんなさい。柿谷さんがどうのって事じゃないんです。ただ、これまでの私はいつも誰かに依存して生きてきたから。少し一人になって自分の力だけで生きてみたいなって。それで、自分に自信が持てるようになったら、また恋がしたいなって。相手に求めるだけじゃなくてお互いに尊敬し合えるようなそんな女性になりたいんです。」
美優ちゃん、きっぱりお断りしていました。
祥平くんへの想いがありますものね。
<また市場のシーンに戻る>
祥平くんとの立ち話が終わったタイミングで柿谷さんにLINEが来た。
相手は、バーで杉山胡桃さん。
“昨日から100万回ぐらい連絡してるのに、何で返信がないの?
えっまさか浮気!?コロス”ですってー。
松井さんの大学の後輩、杉山さんと、交際してたのね。
杉山さんがいるのに、美優ちゃんに交際を申し込む柿谷さんって、何ーーーー?
<バーでのシーン>
杉山さんは、バーのカウンターでカクテルを飲んでる。
柿谷さんがLINEの返信をくれない事を怒ってた。
バーテンダーに、「もう明け方ですよ。そろそろ帰らないと。」と言われるも、「あと1杯だけ。お願い。」と注文してた。
バーテンダーが作ったカクテルは、バラライカという名前。
カクテル言葉は、「恋は焦らず」。
杉山さん、「おじさん、うるさい!」と反発。
バーテンダー 「例の彼氏さんですか?」
杉山胡桃さん「あのバカ、女にふられたっていうから、つきあってやったのにさ。最近、料理に夢中で、あたしの相手にしてくれないの。最悪ー。」
江藤さんと、峰岸さんの奥さんが、後ろの席で飲んでたー。
江藤 「何恋バナしたの?聞かせて。恋バナめっちゃ好きやねーん。」
峰岸妻 「おばちゃんも、恋バナ好きやねーん。」
江藤・峰岸妻 「うちら、ずっと友達。ずっと友達。ずっ友やねーん。」
江藤 「男と女ってちゅうのは・・・。」
杉山 「あんたほんとにしつこいなー。」
江藤さん、杉山さんにバシッとビンタされる。
ビンタされて、気持ち良さそう。
峰岸妻 「あかん、こんな時間や。父ちゃんに怒られたら、どないすんねん。」
江藤さん、峰岸さんの奥さんにバシッとビンタされる。
江藤さん 「気持ちいいやないかー。払っといてーー。」
江藤さんが、ビンタされて、気持ちいいっていうのは、お決まりでしたね。
“江藤パターン”なんちゃってー。
<3年前・・・美優ちゃんと、お父さんが日本料理店で食事するのシーン>
美優ちゃんが、祥平くんがいるグランメゾン東京にお父さんを誘う。
お父さんは断固拒否。
美優ちゃんが、言い返してた。
「確かに祥平くんは、エスコフィユで事件を起こして重い十字架を背負ってた。でも、今はそれを乗り越えてやっと真っ直ぐ前を歩き出したの。そんな彼を邪魔しないで。」
「そんなにあの男が好きか?」
「好きよ。だけど、今の私にはそれは言えない。まだ私自身がフラフラしてるから。パパ、私やりたいことがあるの。私、フランスに行く。頼る人がいない中で、一人で生きてみる。自分に自信つけたいの。そうじゃないと、もう誰も好きになれない。」
お父さん、少し寂しそうだったけど、受け入れてくれましたね。
頑固親父って、思ったけど、ただただ、娘思いの父親でしたね。
<街中のシーン>
祥平くんが街中を歩いていると、ホテルでの後輩、真島くんと、高杉くんの移動販売店を発見。
ピタパン500円を販売していた。
2人は、ホテルを辞めて移動販売しているらしい。
ピタパンを食べた祥平くんは、「うまい。」って。
伝説のフェス嵐のスリースターズに憧れて、ツースターズという名前にしたらしい。
祥平くんに「スリースターズ越えたいんだよね?なのにツースターズ?・・・本気出してんの?」って言われてる2人。
相変わらず真島くんは、女性にフラれているらしく、「僕、平古さんみたいにモテないですからね!」って。
今の祥平くんの髪型を見て、、「新しい髪型、またモテちゃうでしょ。」って言われてました。
祥平くん、前髪を少し分けて、おでこ出してる。
数年前の話を持ち出す2人は、「松井さんと蛯名さん結局どっちと付き合ったんですか?」と尋ねる。
祥平くんは黙ったままでしたねー。
後輩達と、祥平くんのシーンは、いつもコントみたいで、笑えましたね。
<松井さんが独立した店の前>
松井さんは祥平くんよりも先にグランメゾンから出て、自分の店を出したんですね。
祥平くんが、店を訪れるとすかさず松井さんがが出て来て、改良中のモンブランについてアドバイスを求めてた。
祥平くんが、アイデア出していました。
「立ち話もなんなので、中に入りません?」と祥平くんを中へ促す。
「最近ね、勉強熱心な人がよく来るんですよ。」
その人は美優ちゃんでした。
美優ちゃんは、フランスで辛口フードライターになってたんですね。
美優ちゃんの帰国後、祥平くんと、松井さんのお店で初めて再会したのではなく、フードライターとして会っていたんですね。
松井さんと、美優ちゃんは、過去の事は流して、仲良くしている様子。
今では、友人なんですね。
祥平くんが、ケーキを食べて、アドバイスしている様子を見て、美優ちゃんは、さびしそうな表情。
祥平くんがちょっと席を外している時、美優ちゃんが松井さんに、「2人はさー、料理の話している時、本当に楽しそうだよねー。」と。
「嫉妬?もしかして、また画びょう??」
「やめてよ。あの時の私、本当にどうかしてたの。」
「いや、冗談、冗談ーー。」
松井さん、「安心してください。平古シェフは、うちの店にとって大事なアドバイザーで、それ以上でもそれ以下でもありません。また画びょうも怖いしね。」って、笑って答えてた。
3人の関係が、いい感じで、うれしかったです。
<松井さんの店を出た祥平くんと美優ちゃんが歩いてるシーン>
久しぶりに並んで歩く2人。
「ねぇ、祥平くん、ありがとうね。」
「何?急に。」
「いつも悩んで迷ったあたしがまっすぐ歩く事ができたのは、祥平くんのお陰だから。」
<回想シーン 美優ちゃんの服装からすると、帰国後再会した日?祥平くんが独立した店で、美優ちゃんが、祥平くんの料理を食べている>
「これ、すごく柔らかくて、クリーミーだね。もしかして経産牛使った?」
「よくわかったね。」
食材を言い当てる美優ちゃん、すごい。
「辛口評論家で、アジアの氷姫って呼ばれてるんだってな。あの美優がなー。勉強したんだな。」
「勉強はした。だけど祥平くんの料理の味は、勉強しなくたってわかる。最初に厨房で食べさせてくれたあの日から、一番祥平くんの料理、食べてるからね。フランスで、たくさんおいしい料理を食べたのに、結局、祥平くんの料理が一番おいしいし、落ち着く。」
なんだか、祥平くん目線で、きゅーーんとしちゃった。
祥平くんが、うれしそうにしている表情も良かった。
祥平くん「なあ、活躍している美優にお願いするのもあれなんだけど、もし、良かったらさ、この店、一緒に・・・やらない?」って、だめ元で誘ってた。
美優ちゃん、満面の笑みで、うなずいていくれましたね。
祥平くん、良かったねー。
<松井さんの店を出た祥平くんと美優ちゃんが歩いてるシーンに戻る>
「俺は、過去の自分の罪を隠して、迷って悩んで揺れ動いてた。だけど、すぐ歩くことができたのは、美優が俺の料理『おいしい』って言ってくれたからだよ。結局、俺ばっかり頼っちゃってるわ。」
「そんな事ないよ。私が自分で選んだ道だから。祥平くんと一緒にいたいって。一緒に3つ星獲るんだって。」
「ありがとう。」
「どういたしまして。」
お互いの存在を感謝しあう祥平くんと美優ちゃん。
美優ちゃん、立ち止まって「祥平くんに、そう言ってもらえるのはうれしいけど、今の祥平くんがあるのは、私だけの力じゃないと思う。やっぱり、尾花さんの力が一番大きいと思う。」
そして、2人が向かったのは、祥平くんのお店、ラ サンチュール ドリオン ~空にかかる三つの星~。
2人は、一緒に働いていました。
<祥平くんの心の声>
俺の人生、今まで色々あった。
嫌なことも楽しいことも。
何度も挫けそうになことだってあった。
おそらくこれからも心がグラグラする時もあるだろう。
でも、あの人が料理を通して俺に全ての事を教えてくれた。
自分にとって、一番大切な事さえ忘れなければ、まっすぐ前に進めるんだという事を。
<開店準備が整った祥平くんの店>
ぞくぞくとお客さんが来店し、料理を堪能。
すると祥平くんのお店に1人の男性が・・・・・。
祥平くん、その姿を見て、驚きの表情。
美優ちゃん 「お待ちしておりました。」
<祥平くんの心の声>
俺はもしかしたら、この瞬間を待ち焦がれていたのかもしれない。
世界でたった一つだけの、あの人の星を獲る時を。
驚きの表情から、なんともいい表情する祥平くん。
足下だけ映ったけど、尾花さんが来店したんですね。
「グランメゾン東京」のスピンオフ、「グラグラメゾン東京」は、本編に負けないぐらいおもしろかったですね。
相乗効果もあって、毎週楽しみでした。
続編があったらいいなー。