「自然栽培でお米を育てたいんです!」

ある日

勢いそのままに農政センターに行って

私は言いました。


そしたらまぁ

びっくりするくらい

スパッとこう言われたんです。


「で?生活費どうすんの?」

「1200時間の研修受けられる?子育てしながら?」

「1000万円くらい貯金ある?」

「ない?じゃあ、無理だね。」


…無理、いただきましたーーー!!!


いや、まぁね

正論だし、現実だし

耳が痛いほどよくわかるんだけど

まさかこんなに即答でバッサリ斬られるとは…


でもね。


それでも

やっぱりやりたかったんです。


「子どもたちに“ほんとうのごはん”を食べさせたい」

「農薬や除草剤じゃなく、大地と仲良く暮らしたい」

「自然に生きてるって感じたい」


その想いだけは

消えませんでした。


そんな時に見つけたんです。

キラキラまぶしい、その名前を。


【神戸ネクストファーマー制度】


“農業の未来を担う人材を育てます!”


あ、これ私やん。

勝手にターゲットにされてる気がして

すぐクリック。


内容を見て、思わず叫びました。


「これなら…できるかも!!!」


月に4〜5回の研修。

少しずつ学びながら

実際の田んぼで経験が積める。

最初から全部できなくていい。


それでも

続けていけば農業者として

認定される可能性がある。


なんて優しい制度!

むしろ人間に優しい制度!

で、その研修先の一覧を見てると

ひときわ光って見えた名前がありました。


【オルタナティブビレッジ】


「自然栽培」「農薬・化学肥料不使用」とか

私のハートをくすぐるワードがずらり。


ここしかないっしょ!


…と、気がつけば

山口寛人さんに連絡していました。


自然栽培は特に

人間の都合じゃなく

自然のリズムに合わせて育てていく。

焦らない。追い込まない。ごまかさない。

どこか子育てにも似ているなと思いました。


この経験を活かして

「1家に1田んぼ」構想を広げていきたい。


自分のごはんを自分で育てる。

それって、最高の贅沢だし

命を実感できることだと思うから。


神戸から、小さな田んぼの奇跡が

どんどん広がっていきますように。



魂のすみか

〜本来の自分へ還る場所〜

西尾美香