Personality(人格)とは、その人として、特徴的で一貫性のある認知・感情・行動のあり方を示します。
それが、大きく偏り、固定化し、そのために適切な判断や行動が出来ず、また、感情を制御できない
状態をPersonality Disorder(人格障害)と呼びます。



これらの症状は、思春期前後に次第に明らかになることが多く、その後は持続的に続くことになります。
人格障害には、次のようなタイプがあります。



妄想性人格障害 :

他人の動機を悪意のあるものと解釈するといった、不信と疑い深さを持つ人格障害


分裂病質人格障害 :

社会的関係からの遊離や感情表現の乏しさを持つ人格障害


分裂病型人格障害 : 

親密な関係で急に不快になったり、認知的または知覚的な歪曲行動の奇妙さが伺える人格障害


反社会性人格障害 :

人を傷つけたり、だましたり、衝動的な暴力行動をとったりする人格障害


境界性人格障害 :

対人関係、自己像、感情の不安定さが顕著な人格障害


演技性人格障害 :

過度な情動性と人の注意を引こうとする人格障害


自己愛性人格障害 : 

誇大性、賞賛されたいという欲求、および共感の欠如が著しい人格障害


回避性人格障害 :

他人からの批判や拒絶を恐れて、対人関係を避けようとする人格障害


依存性人格障害 : 

他人に依存したいという過度な欲求のために、従属的にしがみつく行動をとる人格障害


強迫性人格障害 :

様々な秩序、完全主義、統制に囚われている人格障害




人格障害の治療については、様々な立場から論じられていますが、決まった形が存在していない
のが事実ではないでしょうか。

これは、人格障害の概念があいまいであることや、人格というものがその人それぞれのものである
からです。いずれにしても、人格障害の治療は、長期に渡ることが多いようです。