前回、「全ての感情は自分自身の責任である」と書きましたが、 「説明されれば、それはそうだなって思うけど、現実は。。。。 この気持ちが自分のせいだなんて。。。ぜえったい認めたくないっ!」 というメールを幾つか頂きました。

そりゃ、そうだよね~^^;

○待っているのを知っているのに彼は電話もくれない。私が悲しんでいるのは彼のせいだわっ!
○浮気をしたのは彼よ。彼が悪いに決まっているじゃない。彼のせいで、私は苦しんで、おまけに
  円形脱毛症にまでなったんだから。怒りが収まるわけないじゃない!
○職場と云う共同の場で、上司が怒鳴り散らすから、私は腹が立つの。
○仕事はきっちりやるのが当たり前なのに、同僚はいい加減な仕事の仕方しかしないの。
  お給料を貰っているんだから、しっかりやって欲しいわよっ!
○仕事を口実にPTAの仕事を逃げて。。。専業主婦だって結構忙しいのよ。
 専業主婦を甘く見るんじゃないわよっ。まったくムカつくんだからっ
○ストレスから胃潰瘍だなんて、あいつは甘えているんだよ。仕事を何だと 思っているんだか。。。  そういう甘ちゃんが多いから、上司の僕の仕事が増えるんです。
○何度注意しても、うちの子は同じ失敗をするの!見ててイライラするわっ!

どう考えてみても、相手が悪いとしか思えない! それが常識だよ! 私の気持ちは、当たり前の感情だよ!。。。そうですよね。 相手のせいで、自分がこんな風に感じているんだって思いますよね。
そのお気持ちは、よぉぉぉ~く分かります。

私たちカウンセラーだって、初めから「自分の感情は自分のものだ」と納得できていた訳じゃ、ありません。納得できないっ!と叫んだこともありましたし、頭では理解できても、ココロは・・・ということもありました。

だから、ね。 今すぐに、自分の抱えている悩み、自分の抱えているマイナスの感情、自分が嫌だな~と思っていることの責任が、全て自分の中にあると納得できなくてもいいんです。 あいつのせいで、私はこんなに苦しんでいる。。。と思ってもいいんです。

また、例え「自分の感情は自分の責任である」と頭では分かっていても、 でも受け入れたくない、または受け入れられない、のであれば、それもOK。

ただね。頭の片隅で構わないから、 「私だけの絶対」だったり、「私だけの常識」であることが多い、ということを覚えておいて欲しいなぁと、そんな風に思います。

そしてね。 「自分の感情は自分の責任である」と知ることは、決して「全てを自分のせいにする」ってことじゃ、ないんです。 ここは、間違っちゃいけません! 同じ物事に対して、怒るか、笑うか、悲しむか、ばかばかしいと感じるか、それらの選択権は、あなたにあるんです。

そう。。。今までは、ダンナが(子供が、上司が、部下が、…)、目の前の ドアをバタンっと閉めたら、問答無用で腹を立てていたし、それが当然の感情だと思っていたけれども、「感情を自分の責任」だと理解することで、 相手の態度に対し、様々な反応の中から自らが選択し、悲しいと思うことも、子供っぽいなと思うことも、怒ることも、何も感じないことも、できるのです。

自分の責任だと捉えることは、ただ単に選択肢が増えることなんですね。

だからね。 「絶対あいつが悪い」「あいつのせいで。。。」「あいつが変わってくれさえしたら・・・」と心の中で呟き始めたら、 「そのように感じているのは、もしかしたら私だけなんじゃないか?」と、是非、自問自答してみて下さい。

そして、その答えが見つかって、尚かつ「それでもあいつのせいにしたい!」という時は、どうかそのまま「今はあいつのせいにしたい自分」を受け入れてあげてください。

「確かにね。そう感じているのは私なんだけどね。でもあいつが悪いと、 今は、思いたいのよっ!」ってね^^