2019 年 11 月 1 日、
「近衛文麿と日米開戦――内閣書記官長が残した
『敗戦日本の内側』」が出版され ました。
本書は、弊社ジオ・サーチ代表・冨田洋の祖父である富田健治が
1962 年に出版した「敗戦日 本の内側‐近衛公の思い出」(現在は絶版)に、
名古屋大学名誉教授・川田稔様が新たに解説を加えてく ださり、刊行された一冊です。
富田健治は、第 2 次・第 3 次近衛内閣の書記官長として、
近衛公の側近で執務についており、当時の記 録を後世に残さねばという想いにかられ、
戦後 10 年が経った 1955 年から 6 年をかけ、執筆を進めま した。
日米開戦に至った経緯は、まだ謎に包まれている部分が多いと思われます。
弊社代表・冨田洋は、真の意 味で「平和」を考える時、知りうる限りの真実を伝え、
正しい歴史的事実とその解釈を行っていくべきと 考え、
また冨田家の子孫としてこの事実を埋もれされてはならないと感じ、
祥伝社のご協力のもと、2 年 がかりで今回の出版に漕ぎつけた次第です。
ぜひ、ご一読いただけますと幸いです。