水曜日は曇っている。(江戸のお金) | シジンの日記

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つれづれなるままに、心にうつりゆくよしなしことを、だらだらと書かせていただいてます。



 

曇り空の水曜日。
予報では昼前くらいから晴れてくるそうですが、さてどうなることやら。
昨日は寒冷前線の南側に入って、北の高気圧に向けて南にある暖気が入ったので、妙に暖かくて、とても過ごしやすかったです。
予報では今日も昼間は過ごしやすいそうですが温暖前線が通過したので、もっと早い時間から寒くなるかもしれない。
絵に描いたような西高東低の冬の気圧配置です。

「江戸は浅草」(知野みさき)を読了しました。
面白かったです。
江戸の市井、浅草のお話ですが、救いようの無い絶対悪みたいな人が出てこないこういう作品は好みです。
そんなわけで宮部みゆきさんの「模倣犯」は読むのが辛かったです。
作者の知野みさきさんの本業はカナダの銀行の内部監査部員だそうで、副業でこれだけかけてしまうのはすごいなぁ。

ところで江戸時代の小説を読んでいるといろいろとお金が出てくるわけですが、それが現代のいくらに相当するのか、というのはちょっと気になりますよね。
商人がお代官様に賄賂を送るときは切餅(包金=だいたいは25両)を和紙でまとめたもの)が六個、三宝に乗っていたりします。
と言うので、考えてみました。
これは私見なので、諸説アリマス。

江戸時代、金(小判)と銀と銭には相場がありました。
今で言えば、千円札は100円玉が10枚ですが、これが時期によって9枚だったり11枚だったりするわけです。
江戸では銀はあまり流通していなかった(銀は主に大坂で流通していた)ので金(一両小判、一分金、一朱金)と銭について考えます。
1両が4000文と言うのは元禄時代の相場ですが、切がよくてわかりやすいので今回はこれを採用します。
1分が1/4両なので1000文、1朱が1/16両なので250文。
では、一文はいくらなのか?

よく言われるのがそばの値段からの推定です。
現代の立ち食い蕎麦のかけそばの値段は今はだいたい 300円くらい。
江戸時代のかけそばが16文。
これから計算すると一文は19円くらいになります。
1文を20円とすると、1分が2万円、1両が8万円と言うことになります。

実は1文=20円だと計算が面倒になるので江戸時代のかけそばの価値が現代では400円の価値があったと仮定します。
ちょっと高いですが、江戸時代の物流事情、エネルギー事情とかを考えるとこんなものだったんじゃないかと思います。
すると1文が25円、1分が2万5千円、1両が十万円になります。
とてもわかりやすいので、私はこの値を採用しています。
諸説アリマス。

武士の給料はお米で支払われるわけですが、1石(1000合=約150kg)はだいたい1両と言われていますから、1両=10万円だとすると当時の米価を今の金額に換算すると約3333円/5kgになります。
今なら魚沼産コシヒカリくらいの値段です。
びっくりするほどずれているわけではないので、こう考えると1文が25円と言うのはそれほど間違えた値ではないと思います。

1文=25円と仮定すると切餅一つ=25両は 250万円になって、お代官様への賄賂は切餅6個で 1500万円。
ケッコウな金額です。

300石取りの火付け盗賊改め長谷川平蔵宣以の年収は300両(=3000万円、切餅12個)になります。
鬼平犯科帳では何人もの手下の活動費用にちょくちょく小粒(一分金=25000円)を渡したりしているのだから、ケッコウカツカツだったんじゃないかなぁ、と心配したりして。
時代劇みたいに商人が賄賂で切餅をどんどんとばら撒いたのだったら、それは賄賂が横行するわけです。

などと計算してみるのも楽しいものです。

さて、そんなわけで水曜日です。
今日は週の真ん中。
寒くなりますが、一日ガンバロー。

 

 

 

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写真はデジタルなのでアルバムは買っていません。
でも、何かのときのために紙の写真をまとめたアルバムがあるといいかもしれません。
と、この歳になると考えてしまいます。