のぼうの城 | シジンの日記

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つれづれなるままに、心にうつりゆくよしなしことを、だらだらと書かせていただいてます。

のぼうの城(和田竜)読了。

水の城と同じテーマだけれど、少しドラマティック。
のぼう様もよりのぼう様。
キャラも立っています。
一気に読んでしまいました。
面白い。

水攻めのシーンは水の城とはずいぶんと違います。
ちょっと大げさなくらい。
実際は水の城で描かれたように徐々に水かさが増えていったんじゃないかな。
関東平野は平坦ですから、大雨でも降らない限り、大きなダムでも作らない限り、急激な水かさの変化はないと思います。
それにしても石田三成の水攻めは途方もないもので、よくも作ったものだ思います。

後日譚がけっこう心地よいです。

さてさて、のぼう様の本性はどんなものなのでしょう?
私は呆けて見せているだけだと思います。
本当はひどく頭が切れるのだけれど、呆けて見せているうちに自分でも自分が呆けているように思えてきた。
きっと、戦乱やら武士の誇りみたいなものが面倒だったのでしょう。
でも、一番誇り高いのはのぼう様自身じゃなかったのかな。
そんな気がします。

のぼう様はたくさんのよい仲間に恵まれているのが羨ましい。
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シジン

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