前回、猪を捕った七色ダム山手の猟場に向かう。ダム峠の尾根を登っている途中、鉄塔のペンキの塗装をしている作業員を発見。てっぺんまで高さ50mあるらしい。下から眺め「すごいな~珍しいから写真撮るで!」と声をかけると、「あんたらの方が珍しいわ!ハハハ。」と声がする。他所から来ている業者で、迷彩服の3人が銃を持って登ってきたのに驚いたらしい。今日はこれだけ、猟の話題が何もない。
季節の移り変わりとともに、川の水の色が七色に変化するということから名づけられた七色峡。巨岩が川面から斜めに突出した傾き岩、杓文字のように彫れた杓子岩、岩下が洞門のようになっている潜り岩など、この渓谷には数々の壮大な奇岩が見られ、大自然の見事な演出に、訪れる人の誰もが目をみはるというが・・・・北山村の3大ガッカリ。(まあ昔から自分は見慣れているから。) それでも、吉野熊野国立公園(昭和11年2月)に指定される。
瀬戸滝(おそど)付近の高岩には、実利行者が護摩を焚き、鎮魂の為に刻んだといわれる南無阿弥陀仏の文字がある。これは貴重な史跡で、ダムがない当時、筏流しの難所中の難所といわれたこの滝では、筏師の犠牲者も多く、明治5年川の大規模な改修工事を行ない記念すると共に、実利行者の手によって妙法蓮華経塔を建立し祈祷したとされる。



