昨日、息子と2人で広島交響楽団の「ドラゴンクエストⅤ」のコンサートに行ってきた。

 

12月に新聞でコンサートの記事を見つけたので、

バイオリンを習っている息子に訊いてみたところ、「行きたい」と言う。

ドラゴンクエストのCDを僕が図書館から借りたり買ったりしていたのを聴いていて、

興味はあるらしい。

ということで、息子の後学のため行ってきた。

 

僕自身はオーケストラの演奏を聴くのは、

それこそ中学か高校で学校で見に行って以来かどうかというところになる。

「のだめカンタービレ」や、最近では「青のオーケストラ」を読むなど、

勉強は欠かしていないが(なんてね)、

本格的に聴きに行くのは初めてといっていいレベルになる。

 

場所は東広島のくらら大ホール。

席は1階の前から2列目。

全体は見えにくいが、息子の後学のために

指揮者やコンサートマスターがすごく見えやすい位置だというのはよかった。

だから息子には、始まる前から、「コンマスをよく見とけよ」と念を押しておいた。

 

 

 

そして有名な、ドラゴンクエストの「序曲のマーチ」で演奏が始まる。

改めて聴くと生はやはり音が大きく、また曲の高揚感あふれる雄大さに聴き入った。

バイオリンとチェロなどの低音部の掛け合いのような旋律など、

本当にかっこいい曲だなと思う。

すぎやまこういちさんはすごい。

 

またコンサートマスターが体の動きを大きく弾いているのは、

「のだめカンタービレ」や「青のオーケストラ」にあったとおりだった。

息子はバイオリンを弾くとき、まだまだ音楽に乗り切れておらず動きが硬いから、

あの動きを参考にしてほしい。

 

あと印象に残ったのはやはり戦闘の音楽で、演奏の前の指揮者の動きが、

まるで本人たち自身が戦いに臨むような強い動きで、演奏者たちも力が入っていたと思うし、

席が前過ぎて、目立つティンパニーやスネアドラムの動きが見えなかったのは残念だったが、

聴いている方も世界に入り込みやすかった。

またハーモニーとして一番きれいだったのは、「天空城」の最後の部分だった。

 

アンコールは、ドラクエⅢのエンディング曲と、

ドラクエ11の「序曲のマーチ」アレンジバージョン。

やっぱり50手前の僕にとってはドラクエと言えばⅠ、Ⅱ、Ⅲの印象が強いので、

聴き慣れた曲を聴くと盛り上がるね。

欲を言えばⅠ、Ⅱ、Ⅲの曲をもっと聴きたかったけど、まあしょうがない。

 

 

 

そんな感じで久しぶりのオーケストラを楽しんだのだが、

聴衆の方はあまり体を動かして音楽に乗っている雰囲気がなかったことには、

少し違和感があった。

もちろん程度はあるが、クラシックというのは聴きながら体を揺らしたりするのは

ダメなもんなんだっけ?

 

僕も演奏する側の立場になったこともあるが(まあカラオケなどでもそうだが)、

演奏する側だって聴衆が音楽に乗ってくれているのが分かれば分かるほど、

どんどん演奏に熱が入ってくるものである。

「ブラボー!」の声まで出さなくとも、

もっと聴衆の方からも感じたままを表現してもいいと思うんだけどね。

 

今回は意外と客層が幅広くて、小学生の女の子から車いすのおばあさんまでいた。

息子も「よかった」と言っていたし、息子の勉強のためにも、こういう機会はいいね。