単品で勝負する九州企業 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

最近のテレビCMはほとんどが健康食品や化粧品
といっても言いすぎではないぐらいに
次から次へと新しい商品が紹介されている。

皇潤(エバーライフ)、茶のしずく石鹸(悠香)、
ドモホルンリンクル(再春館製薬)、
緑効青汁(アサヒ緑健)などなど。

みなさんも聞けば、あーっというところばかりです。


日経ビジネスで「九州の潜在力」という特集をしていました。


驚くことに、冒頭にあげた企業はすべて九州の会社です。


しかも、すべて売上げが100億円以上の会社ばかりです。


記事を読むと、なぜ九州が通販の会社ばかりで、
しかも成功して
いる会社が多いのかという疑問を
解き明かしていました。

九州を代表する企業といえば、明太子のふくや。


このふくやが、今日の通販会社に大きな影響を与えている。


ふくやの成功のポイントは、商材を単品に特化した。


ふくや=辛子明太子というイメージを強化し、
リピート客を重視し、
その反響を商品やサービスの改善につなげた。

そして、同社はこの手法を、
他社にもすべて開示しているという。


だから、九州の会社はふくやのいいところを吸収し、
そしてさらなる改善を加えて、どの会社も絶好調なんです。

さらに、ふくやから学んだ企業は、後続の通販会社にも

惜しみなくノウハウを公開している。

まさに九州が一丸となってビジネスをしているということです。


時代は競争から共存へ変わってきているということでしょう。



ジョージ



新:八卦で占う今日の行動のポイント


53 風山漸(ふうざんぜん)-(初)

順序正しく進む時。ゆっくりやれば結果良し


今日も一日楽しく過ごせますように。


No.610