そなえよ、つねに | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

京都の比叡山・延暦寺にいってきました。

道中は桜が満開で、とてもきれいでした。

延暦寺は、小学生のころ夏休みに一泊して
修行した場所でもあります。

「少年おてつぎ奉仕団」というのが、
僕が小学生のころには全国にありました。
(今もあるのかどうかはわかりませんが)

夏休みは毎朝、ラジオ体操が終わると、
近所のお寺へ行くことが日課で、
そこで小学生がほぼ全員30分間お経を読む。

小学5・6年生になると、2泊3日で京都知恩院と
延暦寺に修行に行くんです。

そこには、全国の小学生が参加して何百人の大所帯。

知恩院の廊下を雑巾がけしたり、説教を聞いたり、
座禅をしたりしました。もちろん、早寝早起きです。

延暦寺では「飲んではいけない井戸水」を飲んで腹痛を起こし、
大変な思いをしました。

やんちゃでした。

その当時からあったかどうか覚えていませんが、
延暦寺東塔の道端に「そなえよ、つねに」という石碑がありました。

こんな時期だからなのか、僕の心にとっても響きました。

何をするにも、やはり「そなえよ、つねに」は
基本中の基本です。

段取り八分(はちぶ)もそういうことを言っているのだろうし、
役者さんの舞台を見ても、けいこを積んで
本番にそなえたからこそ、すばらしい演技ができる。
(仲間由紀江の舞台もすばらしかったです)

「そなえよ、つねに」です。


ジョージ

No.578