子供のころは、親戚のおじさんやお姉さんから
「あきちゃん」、「あきちゃん」と呼ばれてた。
友だちには、「あっくん」って呼ばれてたことを思い出す。
でもだんだん大人になるにつれて、
ゴトウくん、ごとうさん、とか呼ばれ、
下の名前は、「ショウイチ」と呼ばれることも
しばしばだった。
そのころからだんだん
自分の名前が嫌いになっていったような気がする。
自分の子供が生まれたら、絶対に名前を間違えて
呼ばれないですむようにしてあげようと誓った。
ところが、5年前から自分の名前のほかに
ニックネームを付けるようになり、
みんなが僕の名前を知らなくても、
ニックネームで「ジョージ」「ジョージ」って
呼んでくれるようになった。
友だちも激増した。
たぶん、自分がその名前が気に言っているから、
もっと呼ばれたいって思っているのかも。
名前を好きになると、自分を受け入れることができる。
だから相手も自分を受け入れてくれるのかも。
これからも、ジョージをよろしくね。
ジョージ
No.553