『成人式が様変わり』 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

今年の成人式のニュース見ましたか?

何かいつもと違うと感じませんでしたか。

成人式といえば、華やかな晴れ着の女の子たちが
映像で流れる一方で、式典を中断させるような
騒ぎを起こす連中や、暴徒化して警察沙汰に
なるようなニュースが恒例行事のようになってました。

それが今年はそんな映像はまったく流れなかった。

そして、明らかに今までとは違うトーンのニュースが
流れました。

それは、「きずな」をテーマにしているような感じでした。

家族、地域、町ぐるみで新成人を応援する形。

しかも、応援してもらう側が自ら企画や提案をして
一緒に成人式を盛り上げていく。

今までは、自治体が勝手に作った行事のため、成人する
本人たちはお客様扱いだった。

だから、わがままいい放題。

でも、立場を逆転させて、自分たちの成人式に参加して
いただくというふうに変化させたことで、自分たちが
主催者側になり、顧客満足を高める創意工夫と親や家族
に対する感謝の気持ちを表現する若者が増えた。

以前は1000人を越える大ホールで行った式典も
町単位に変更して、数十人での小さな成人式。

だから、何とか家族や地域の人にも参加してもらわないと
盛り上がらない。

ニュースで流れた映像は、とてもアットホームできずな
を感じるものだった。

若者の人口がどんどん減少し、超高齢社会となる日本。

家族や友人、地域とのきずなが益々重要になってくると思いま
す。

ビジネスもまったく同じです。


ジョージ

No.518