今年の成人式のニュース見ましたか?
何かいつもと違うと感じませんでしたか。
成人式といえば、華やかな晴れ着の女の子たちが
映像で流れる一方で、式典を中断させるような
騒ぎを起こす連中や、暴徒化して警察沙汰に
なるようなニュースが恒例行事のようになってました。
それが今年はそんな映像はまったく流れなかった。
そして、明らかに今までとは違うトーンのニュースが
流れました。
それは、「きずな」をテーマにしているような感じでした。
家族、地域、町ぐるみで新成人を応援する形。
しかも、応援してもらう側が自ら企画や提案をして
一緒に成人式を盛り上げていく。
今までは、自治体が勝手に作った行事のため、成人する
本人たちはお客様扱いだった。
だから、わがままいい放題。
でも、立場を逆転させて、自分たちの成人式に参加して
いただくというふうに変化させたことで、自分たちが
主催者側になり、顧客満足を高める創意工夫と親や家族
に対する感謝の気持ちを表現する若者が増えた。
以前は1000人を越える大ホールで行った式典も
町単位に変更して、数十人での小さな成人式。
だから、何とか家族や地域の人にも参加してもらわないと
盛り上がらない。
ニュースで流れた映像は、とてもアットホームできずな
を感じるものだった。
若者の人口がどんどん減少し、超高齢社会となる日本。
家族や友人、地域とのきずなが益々重要になってくると思いま
す。
ビジネスもまったく同じです。
ジョージ
No.518