『ミリオンセラーを紐解くと』 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

年末なので、新聞やテレビでは今年の
ヒット商品シリーズが続きます。

書籍総合1位は、やっぱり「もしドラ」でした。


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海
¥1,680 Amazon.co.jp


125万部?ほど売れたということです。

岩崎夏海さんは一躍、今年の顔であり、有名作家
の仲間入りをしました。

ところで岩崎夏海さんの顔わかりますか?

100万という数字をちょっと紐解いてみると、
日本人全体を1億人で計算すると、100人に
一人しか買っていないということになります。

100人に一人しか買っていないから、当然
ほとんどの人が知らないはずです。

僕の友人や経営者仲間でも誰一人買っていない。

だれがあの本を買ったのかはナゾです。

自分のビジネスに置き換えて見てみましょう。

もし飛び込み営業などで、100件に1件の
割合で成約できたら、すごいということに
なるということです。

100人に1人が買ってくれればいいんだと
思えば、なんか気が楽になりませんか?

先日、ある勉強会で出会った経営者さんが、
こんなことを言っていました。

「今日まで会社を続けることができたのは、
今日まで自分の会社を必要としてくれる人が
いたから。だから私は明日もあさっても、
そういう人が1人でも増えるようにがんばります」

まさにそのとおりです。

来年の100人より、今日までの1人を大切にしましょう。


ジョージ

No.509