『競争があるからこそ磨かれる』 | GEORGE TIMES

GEORGE TIMES

30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

親方日の丸的な企業はいつまでたっても進歩がない。

そのひとつがお役所。

子供が小さいころ、東山動物園に行くことが
何回かあった。

そこでどうしても許せなかったのが食事。

なんで、こんなまずいものを平気で売ってるのと
店の人に言いたくなるぐらいマズイ。

でもほとんどの人が行列を作ってそのマズイもの
を買っているのです。

おそらく、何十年と業者が入れ替わることなく
毎日毎日同じやり方を続けてきた結果なのだろう。

だから、賢い親子はみんな弁当持参。

マズイって分かっているから。

競争があるからこそ、知恵を使うし、頭で考える。

巷のラーメン屋などは、そういう意味ではものすごく
勉強や研究をしていると思う。

先日も、超行列ができている東京駅のラーメンストリート
で一番込んでいる店を避けて、隣の竹麓輔さんの店に
入った。

そこで食べたつけめんはとてもおいしかった。

しかも、調味料の自家製マーラー油?だったと
思うが絶品でした。

また食べたいな。

星野リゾートが経営再建したアルツ磐梯のスキー場。

そこで導入されたカレーライスの100%返金保証制度。

カレーを食べてまずかったら、いかなる理由でも
ご返金しますという制度。

これを導入したら、どうなったか?

従業員もマズイと認めていたカレーを、自分たち自らで
日本一美味しいカレーを作ろうと眼の色を変えた。

今では、1シーズンで10万食を売る大ヒットメニュー
に変身しました。

やっぱり磨かないとね。

人も商品も会社も。


ジョージ

No.498