ヤフーニュースの記事で冒頭のニュースに
目が止まりました。
今の大学4年生の就職活動は、事実上今月末で
終了だそうです。つまり現役の3年生が新たに
就活を始める時期になるから。
しかもショッキングなのは、大手企業のほとんどが
就職留年組みは新卒扱いしないのだとか。
一度も就職したことのない学生が新卒扱いされないという
なんとも不思議な現象がおきてきた。
でもこの記事をよく読むと、あくまで大手企業に
限っての話。
しかし問題なのは、学生たちが一流企業や大手企業
ばかりをめざすという現実。
僕は大学生の時、就職するにあたり、父親から条件
を出されました。
一、学校の先生になってはダメ。
(たぶん、弟が希望の高校を受験できなかった逆恨み。)
一、銀行員になってはダメ。
(転勤族になると家族が大変だから)
一、公務員になってはダメ。
(まわりに公務員がいなかった)
それ以外ならどこでもいいという条件です。
バブルだったので、どこでも就職できるような雰囲気は
あった。先輩が学校に来て、会社説明会や青田買いを
していた時期。でも、なぜか大手にはあまり興味が
わかず、大学のゼミの教授が推薦した税理士事務所に
友人の代理で行ったのが運のツキ。
以来18年も勤務することになった。
大手や一流企業がいいと思うのは、親からの刷り込みが
圧倒的に多い。
いい高校に行って、いい大学を出れば、いい会社に入れる
という前時代的な発想。
でも、これは日本だけじゃなくて、韓国や中国、アメリカ
ですら、こういう状況になってきている。
中小企業では人が足りないと言っているのに。
NO.475
ジョージ