東京・大森にある百貨店ダイシン。
そんな百貨店の名前は聞いたことがないぞと
思われた方は、ある意味正しい。
最寄の駅から、徒歩12分の立地。
シャッター通りの商店街の中にある。
でも、そんなダイシンがとった集客作戦。
それが「半径500メートル以内の100%顧客化」
という超地域密着経営。
駅前には大手百貨店、スーパーが林立し、どう逆立ち
しても勝ち目がない。
そこで、自社の足元をじっくり観察してみると、
顧客の評判も良いし、得意客も多いことに気づく。
しかも、高齢者の占める割合が50%以上。
地域密着という看板を掲げるお店は多いが、
ほとんどが、「スローガン」や「看板」だけ。
ダイシンは、本当に高齢者のための超地域密着
サービスを展開している。
一人暮らし用の惣菜の販売、高齢者のための
無料宅配サービス(しかも社員みずから配達)、
従業員と顧客とのあいさつや会話の中から
生まれるコミュニケーションを大切にしている店。
ある家庭は、食材はもちろん、家中のほとんどの
モノが「ダイシン」だという。
それぐらい浸透している。
まさにインフラ。
水道・ガス・電気・ダイシンなのです。
僕もそういうコンサルを目指そう!
ジョージ
NO.442