『 神サポ・神対応 』 | GEORGE TIMES

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30代から40代の中小企業経営者のナビゲーター

ネット上には、都市伝説のようなものが
無数に流れている。

そのひとつが、企業の神サポ。

神サポとは、通常ではありえないような神がかった
企業のサポート(ただし企業側はノーコメント)。

たとえば、任天堂は壊れたゲーム機を修理に出したら
無償で直してしてくれたとか、交通事故でくしゃくしゃ
になったDSを、無償で交換してくれた上に、もともと
貼ってあったシールが元の位置に貼られて、「交通事故には気
をつけようね」というメッセージがあった話など。

さらには、東京ディズニーランドの逸話。

子供が生まれたら、ディズニーランドに行くのを
楽しみにしていたが、生まれてまもなく病気で
亡くなってしまった。

そんな夫婦がワールドバザールのイーストサイド
カフェでお子様ランチを頼んだ。しかし、8歳以下
でないと注文はできない。しかし事情を聞いたキャストは
快く引き受けてくれて、いすを3席用意して、まさに
そこに子供がいるかのような対応をしてくれて、夫婦を
感動させてくれたという話など。

どんな企業もマニュアルにない対応は可能。

そこにはお客様のことをどれだけ考えられるか?

自分がされてうれしいことを、相手にもしてあげる。

たったそれだけのこと。

でも、それができない人が圧倒的に多い。

中にはいちいちそんなことをしていたら、お客が
つけあがってコストがかかるという考えをしている
経営者もたくさんいる。

目先の利益を考えればそうかもしれないが、LTV
(ライフタイムバリュー)生涯顧客価値という
考え方をすれば、そのひとりから得られる価値は
比べ物にならないほど大きなものになると思う。


ジョージ


NO.436