作品名: 幸せに暮らしてね 第一幕 (MIDI版)
曲名: 少女幻葬 ~ Necro-Fantasy (MIDI版)
公開日: 2024年9月7日 (土) ~ 2024年9月13日 (金)
メイリン「新しい職場で仲間たちに恵まれた如月祐介だけど、当初は別のセクションに所属していて悪評が絶えなかったの。」
「ところがセクションを異動したら評価が正反対になったのだから、職場では人間関係で自分の評価が変わってくるという典型的な事例ね。」
「リーダーには『あなたは噂で聞いた話では酷いイメージだったけど、実際に話すと全くの別人でかなり驚いた。』と言われたんだって。」
「彼は個性的で目立つタイプだったから他人の噂になりやすいところがあって、それによってイメージが変わってくるところがあったの。」
「こうして新しいセクションで仲間に恵まれた彼は正当な評価をされるようになり、それまで見抜かれなかった知性と感性を発揮する場所を得たのよ。」
「だからリーダーに自分の仕事のアイデアを話して代わりに実行してもらったりしたんだけど、物事の考え方が違うとバレることもあったみたいね。」
「全く同じアイデアでも発案者で周囲の反応と評価が変わってくるのだから、若いとは言っても私情を絡め過ぎていると思うわ。」
「それでもリーダーが自分の味方というのはかなり大きくて、反乱分子を抑えられたから能力を十分に発揮することができたのよ。」
「家電メーカーのソニーやプロ野球の巨人のように人気があるとアンチができるもので、彼は自分のそういう性質を把握して振る舞うようにしたわけ。」
「みんなが様々な方法を試して苦労していた作業を彼はわずか2日で解決し、自分の話題になりやすい性質を利用して一気に普及することに成功したの。」
「これによって従来の方法より数倍も作業時間を短縮できて、多額となっていた経費も年間で約100万円くらい削減できたのよ。」
「人件費も含めると彼が削減した経費はかなり大きかったから、時給1000円以下のアルバイトが考えるアイデアとしては規格外だったの。」
「みんな彼にアイデアが溢れていることを不思議に思っていたみたいだけど、才能を隠していたとは言っても知性と感性が発揮できた結果だったのよ。」
「それは女性スタッフを殴って怪我をさせたという事実無根の出来事なんだけど、防犯カメラと目撃者がいないことで冤罪を自ら証明できたの。」
「彼は冤罪を利用して辞めさせようとしたマネージャーをオフィスで罵倒し、支配人は事態を収拾させるために口実を作って辞めさせたわけ。」
「こういう出来事があっただけに彼は理解者だった仲間たちに体する感謝の気持ちが強く、それが歌詞の内容に大きな影響を与えることになったのよ。」
「それでは日付が変わった0時に本編を一般公開するから、YouTubeの音楽を再生して歌詞を曲の旋律に合わせて読んでみてね。」