作品名: 幸せに暮らしてね 第一幕
曲名: 少女幻葬 ~ Necro-Fantasy
公開日: 2024年9月7日 (土) ~ 2024年9月13日 (金)
メイリン「この作品は『病気で苦しみながらも二度と会えない仲間たちの幸せを願う気持ち』を描いた歌詞なの。」
「2018年1月17日に書かれた歌詞で、如月祐介が作詞を始めてから約2~3ヶ月後の作品よ。」
「当時の彼は作詞の楽しさに夢中になって不眠不休で歌詞を書いていたせいか、近年は全く症状がなかった持病の喘息を悪化させてしまったの。」
「呼吸器系の病気は死を予感するものだから、もしかしたら自分はもうすぐ死ぬんじゃないかと本気で考えて遺作のような作品を残そうと思ったのよ。」
「この歌詞を付けた曲はこちら……。」
原作: 東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom
作曲 & 編曲: ZUN
曲名: 少女幻葬 ~ Necro-Fantasy
「そしてふと自分が若かった頃に唯一の楽しかった時期を思い出して、かつて職場で一緒に働いていた仲間たちに対しての想いを書こうと思ったのよ。」
「彼は以前の職場で話しかけた女性の勘違いが原因で泥沼の人間関係に陥り、誰にも真実を言えずに辞めざるを得ない状態に陥ったの。」
「そして数年後に同じ業種の違う職場で働き始めたんだけど、そこでも人間関係のトラブルが多発してセクションを異動させられる事態になったのよ。」
「低級な精神性を持つ人は陰口を吹聴してイメージを悪化させるものだから、彼は最悪な性格の持ち主として新しいセクションで歓迎されなかったの。」
「そのリーダーには『あなたは噂で聞いた話では酷いイメージだったけど、実際に話すと全くの別人でかなり驚いた。』と言われたんだって。」
「彼は個性的で目立つタイプで僻みを買うところがあったから、有名人の噂を流すゴシップ誌のように実像と全く違う虚像ができやすかったのよ。」
「それに新しい仲間たちは無名だったけど芸能関係の人たちが多かったみたいで、彼の個性も理解されて能力を十分に発揮できる環境が整ったの。」
「これはリーダーの精神性が高くて統率力が優れていたのが大きかったから、その目線で見た彼は高い知性と感性を持っているように感じたみたいね。」
「そこには如月祐介が職場の仲間たちに言えなかった胸に秘めた想いと、現在も当時のように楽しく幸せでいてほしいという願いが描かれているわよ。」
「実は彼は偶然にもフェイスブックでかつての職場の仲間たちを見つけたことがあって、写真が当時の姿のままだったから涙を流していたみたいね。」
「今は全く違う世界に住んでいる自分が疎外されている感覚になったらしいけど、彼の才能が進むべき道を違う方向に導いたように感じるんだって。」
「それでは日付が変わった0時に本編を一般公開するから、YouTubeの音楽を再生して歌詞を曲の旋律に合わせて読んでみてね。」