[第21作目 予告2] 思い出の桜 (MIDI版) | 如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

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女性を描くアマチュアの小説家、詩人、作詞家。東方プロジェクトの音楽に付けた歌詞を公開しています。マンションのベランダで家庭菜園をしています。

「桜は散るけれど、私を忘れないでね……。」



作品名: 思い出の桜 (MIDI版)

曲名: さくらさくら    ~ Japanize Dream... (MIDI版)

公開日: 2024年6月22日 (土) ~ 2024年6月28日 (金)






メイリン「近年は新型コロナウイルスの流行でお花見が自粛されていたけど、ようやく落ち着いて日常を取り戻すことができたわね。」



「街中では桜が美しく咲いているのに見ることができなかったのだから、歴史的に最も日本人が花見をしなかった期間だったと思うの。」



「例年の春は桜が入学式や入社式を祝福してくれているかのように咲いているのに、それが延期してしまったのは日本人として違和感があったはずよ。」



「こうして考えると桜の存在を感じることができない春は物足りない感じがして、如何に日本人にとって大切な花なのかが分かるわね。」



「それだけ桜は日本人の精神性と美意識に大きな影響を与えていて、外出を制限されたことで精神的に参ってしまうほど大きな存在なのよ。」










メイリン「今までは当たり前だった日常の景色がコロナ禍で見られなくなった頃は、殺伐として心に余裕がなくなっていたわね。」



「桜は美しく咲いているのに花見をするなという世論だったから、日本人じゃなくても憂鬱な気持ちになって苦しい思いをしていたはずよ。」



「でも今回のような感染症の流行は歴史的に何度も発生していて、天然痘やペストやコレラなどが流行して大惨事になったことがあったの。」



「つまり過去に人類が経験した出来事が時代を超えて到来したのであって、我々には歴史から学んで対処することが求められていたと言えるわね。」



「例えば天然痘を地球上から完全に撲滅したワクチンのように、今回も人類は目に見えないウイルスに対して完全に勝利することができたのよ。」










メイリン「現代は街中で当たり前のように桜が咲いているけど、数十年前の戦時中は日本各地がアメリカの爆撃で焼け野原になっていたのだからね。」



「その何もない荒野から出直して戦後の日本を再建したのは並大抵の苦労じゃないし、ある意味で我々が経験したコロナ禍より困難な状況だったのよ。」



「こうして考えると何も現代の我々だけがつらい思いをしているわけではなく、昔は今よりも遥かに感染症が多かったことが分かるわね。」



「つまり現代の感染症が少ない世界は先人たちが苦労して作ってくれたもので、それが当たり前だと錯覚していたために混乱が生まれたのよ。」



「だから今度は我々が次世代のために感染症の少ない世界を目指して、安心して花見をできるように美しい桜の国を作っていく必要があるわね。」










メイリン「実は古代の日本は感染症が発生しやすかったんだけど、多くの犠牲者を出したことで衛生観念が強くなって世界一の清潔な国になったの。」



「だから支那事変で日本は多額のインフラ投資を実施して、中国の衛生環境の改善や病院の建設などをしていたのにアメリカの邪魔で頓挫したのよね。」



「もし日本によって中国が民主化していれば、新型コロナウイルスを拡散させる共産主義国家にはならなかったはずだからアメリカの自業自得なのよ。」



「そのアメリカのワシントンには日本が贈った桜がたくさんあるけど、花見をすることで様々なことを考えてほしいと思ったわ。」



「それでは日付が変わった24時に本編を一般公開するから、YouTubeの音楽を再生して歌詞を曲の旋律に合わせて読んでみてね。」











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