作品名: 懐かしき日々
曲名: 無何有の郷 ~ Deep Mountain
公開日: 2024年6月8日 (土) ~ 2024年6月14日 (金)
メイリン「この作品は『別れてしまった元恋人に対する切ない想い』を描いた歌詞なの。」
「2017年12月15日に書かれた歌詞で、如月祐介が作詞を始めてから約1~2ヶ月後の作品よ。」
「当時の彼は作詞の楽しさに目覚めて不眠不休で歌詞を書いている状態で、精神科の主治医に注意されるほど創作に没頭する日々を過ごしていたの。」
「そんな中で東方妖々夢というシューティングゲームの音楽を聴いていたときに、妙に切ない気持ちにさせられる曲があることに気づいたのよ。」
「この歌詞を付けた曲はこちら……。」
原作: 東方妖々夢 ~ Perfect Cherry Blossom
作曲 & 編曲: ZUN
曲名: 無何有の郷 ~ Deep Mountain
メイリン「如月祐介は独身で引きこもりのおっさんだけど、この曲を聴いて何故か別れてしまった恋人に対する切ない気持ちをイメージしたの。」
「それは決して喧嘩別れしたわけではなく、お互いの未来のために相手を尊重しての判断で、回想で懐かしく思い出している感じだったみたいね。」
「だから相手に対する恨みの感情は全くなくて、ふたりで仲良く一緒に暮らした日々を思い出して幸せな気持ちになっている女性の姿だったのよ。」
「そのイメージを大切にして歌詞を書き始めたら約1時間くらいで完成して、恋人との別れを題材にしているのに悲哀の感情がない作風になったの。」
「別に彼は自分自身の経験を描いたわけではないんだけど、曲に感情移入することで何かに導かれるように書いたみたいね。」
メイリン「恋人と別れるのはつらい出来事だけど、それが相手を尊重した判断であれば人間関係を卒業するという意味で良い別れ方かもしれないわね。」
「それに対して自己中心的な考えで相手の気持ちを踏みにじるのは悪い別れ方で、残念ながら多くの破局が悲劇的な結末を迎えてしまうのよ。」
「特に女性は男性より念が強くて未練が残る傾向があるから、別れ方が悪いと復縁を求めるようになって新しい出会いを自ら閉ざす傾向があるの。」
「こういうときに気持ちを切り替えるには、縁結びや縁切りの神社に参拝して神様に悪縁を断ち切ってもらうことが最も効果的だと言えるわね。」
「そうすれば悪縁が断ち切れたことで前向きな気持ちになれるから、神様が良縁を引き寄せてくれて運命的な出会いに恵まれるはずよ。」
「そこには恋人との思い出を回想するという形で、ふたりが育んだ愛の日々が描かれているわよ。」
「人生ではつらい出来事がたくさんあるけど、一見すると不幸な出来事に思える恋人との別れも本当の幸せをつかむためのプロセスでもあるの。」
「その別れを乗り越えて精神的に洗練されることで、天界で再会を約束したような運命の出会いに恵まれることがあるのだから……。」