「ねぇねぇ、夜くらい寝ようよ……。」
作品名: ラブホテルストーリー (MIDI版)
曲名: ほおずきみたいに紅い魂 (MIDI版)
公開日: 2024年4月13日 (土) ~ 2024年4月19日 (金)
メイリン「なんかもうオリジナル版の歌詞を読んでくれた皆さんの呆れた顔が目に浮かぶようで、本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいだわ。」
「何せ東方プロジェクトのシューティングゲームの音楽に、全く関係ないラブホテルを描いた歌詞を付けてしまったのだから無理はないわね。」
「でも歌詞と曲を合わせると意外とラブホテルの歌のようで違和感なく、よく分からないけど仲が良くて楽しそうな雰囲気が伝わってきたと思うの。」
「それにあまり下品な感じがしないのはいわゆる下ネタを使っておらず、丁寧な言葉で仲が良いところを楽しそうに描いているのが理由なのよね。」
「ラブホテルを描いた歌は聞いたことないけど、こういう感じであれば需要がありそうだから、BGMとして流れたら如月祐介も嬉しいんだって。」
「如月祐介が取材して入手した情報によると、休憩は5500円から、宿泊は8500円からで、美しい内装で充実した設備がある割には安い方だと思うわ。」
「部屋のコンセプトによっては意味不明なところもあるけど、バブル時代に建てられた薄暗いラブホテルよりはずっと雰囲気が良いわね。」
「ただ歌詞に描かれている男性が何故かラブホテルに入ることに消極的なのは、訳の分からないコンセプトに合わせるのを好まないからなんだって。」
「ところが女性の方は反対にコンセプトを楽しむタイプだから、ラブホテルの前で入るとか入らないとか揉めてるという描写なのよ。」
HOTEL SARA: はじめよう!女子会! in SARA
「まぁ、ラブホテルで女子会を開催したことを他人に言ったら、ゴシップ誌が報じる熱愛発覚みたいに変な誤解をされそうだけど……。」
「でもこうしてPR動画を観るとレジャー施設みたいで楽しい時間を過ごせそうだし、ラブホテルという偏見さえなければ気軽に利用できそうよね。」
「これじゃ歌詞に描かれている女性がラブホテルに入りたがっているのも分かるけど、何も知らないで読んだら変態じゃないかと誤解されそうだわ。」
「バブル時代のラブホテルは建物が古くて暗いから浮遊霊の溜まり場みたいだし、安ければどこでもいいという感じで安易に入らない方がいいわね。」
「その辺りの複雑な事情は想像力で補って歌詞に描いたらしいけど、創作とは言っても妄想で女性とラブホテルに行くなんてどうかしているわ。」
「彼の夢はいつか歌として完成させて日本中のラブホテルでBGMとして流れることなんだけど、そんな壮大な夢を描くより出会いを求めないと……。」
「現実的に女性と付き合うよりも東方プロジェクトの音楽を聴いて創作したいというタイプだし、これじゃ独身を卒業することは難しい気がするわ。」