「犬といつも一緒に遊んでくれたよね……。」
作品名: 追憶の犬
曲名: メイドと血の懐中時計
公開日: 2024年4月6日 (土) ~ 2024年4月12日 (金)
メイリン「この歌詞を付けた『メイドと血の懐中時計』について作曲したZUNさんの言葉を紹介するね。」
ZUN『5面のテーマです。』
『不思議な不思議な曲です。』
『スピードを出そうとしてつんのめりそうな曲になってるのは、特殊な拍子のせいでしょうか?』
『ロックにしたかったんですが、私はあまりロックを聴かない所為か、ロックというものを誤解している可能盛大。(^^;』
(出典: 東方紅魔郷 Music Room)
ZUN『なんか、わかりやすいタイトルです。』
『分りやすいことはいいことです。』
『メイドや女中というより小間使いって言った方が好き。』
『統計によると、大半の方がメイドと聞いただけで若い娘を思い浮かべてしまうそうですが (何の統計?)、役に立つメイドさんは3、40~ですよね。』
(出典: 東方紅魔郷 おまけテキスト)
東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil
メイリン「この後付では如月祐介に作詞の裏話を聞いていくね。」
如月「この曲は奇抜な構成を活かして、自殺の直前に幼少時代にペットの犬が亡くなったときの記憶が不意に浮かんでくる描写にしたんだ。」
メイリン「最初は自殺しようとしている深刻な描写だったのに、最後は犬が天界で安らかに暮らしている描写になっているのが不思議だわ。」
如月「ペットが亡くなったときは誰もが悲しい気持ちと喪失感を感じるものだけど、その苦しみを知っているなら自殺なんか絶対にできないよね。」
メイリン「確かにペットの死は命の大切さを教えてくれるわね。」
如月「ただ動物も成仏すれば天界に昇って輪廻転生できるようになるから、再びペットとして飼うことがあるかもしれないよ。」
如月「動物には天界に昇るという概念がないから、大抵は成仏できずに魂が消滅してしまうんだ。」
メイリン「えっ、それじゃどうしたら動物を成仏させることができるの?」
如月「天界の神様に動物の死を気づいてもらえるように、供養するときは名前や場所などをちゃんと言葉にして伝えるといいね。」
メイリン「そうすれば天界の神様は動物の死に気づいてくれるの?」
如月「天界の神様に気づいてもらえるように供養を何日か続ければ、大抵は光の輪を降ろして成仏させてくれると思うよ。」
如月「天界で何年か過ごした後に、その動物の要望を受け入れて輪廻転生させてくれるんだ。」
メイリン「へぇ、じゃあ動物が飼い主のところに帰りたいと思えば神様は願いを叶えてくれるのね。」
如月「そう、再びペットとして飼うことになるかもしれないね。」
メイリン「そうやって考えたら多くの人がペットの死を乗り越えられるのではないかと思ったわ。」
如月「霊的真理を悟れば人間や動物の死に対する悲しみは少しずつ癒されると思うよ。」
メイリン「ここで『メイドと血の懐中時計』の二次創作を紹介するね。」
曲名: メイドと血の懐中時計
サークル: R3 Music Box
メイリン「
東方プロジェクトは二次創作が解禁されているから、自由にアレンジしてCDやYouTubeなどで公開してもいいのよ。」
「R3 Music Boxは東方プロジェクトの音楽などをオルゴールアレンジしているサークルなの。」
「オルゴールは単体で聞くと悲哀を感じさせてくれるけど、回想というニュアンスが原曲の良さをよく活かしているように感じるわ。」
「いつか如月祐介も本格的に音楽活動をするために歌手と音楽家を見つけ、自分の歌詞を歌として完成させたいんだって。」
「作品はいずれCDやYouTubeなどで公開するから楽しみに待っていてね。」