[第5作目 予告1] 生きたい | 如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

女性を描くアマチュアの小説家、詩人、作詞家。東方プロジェクトの音楽に付けた歌詞を公開しています。マンションのベランダで家庭菜園をしています。

「私もう死ぬから……。」



作品名: 生きたい

曲名: 亡き王女の為のセプテット

公開日: 2024年3月9日 (土) ~ 2024年3月15日 (金)





メイリン「この作品は『生きたい望みと死にたい誘惑の葛藤』を描いた歌詞なの。」



「2017年12月3日に書かれた歌詞で、如月祐介が作詞を始めてから0~1ヶ月後の作品よ。」



「当時の彼は作詞が楽しくて不眠不休で創作していたんだけど、あるとき東方紅魔郷というゲームの曲を聴いていたら不吉な言葉が聞こえてきたの。」



「彼は音楽の旋律が言葉に聞こえる共感覚を持っていて、それは顕在意識では全く考えていない潜在意識で考えているイメージみたいね。」



「この歌詞を付けた曲はこちら……。」





原作: 東方紅魔郷    〜 the Embodiment of Scarlet Devil

作曲 & 編曲: ZUN
曲名: 亡き王女の為のセプテット





メイリン「この曲はとても叙情的で美しい旋律なんだけど、憂いを帯びていて悲しみに包まれているような感じに聞こえるのよね。」



「曲名はモーリス・ラヴェルの『亡き王女の為のパヴァーヌ』が由来で、直接の関係はないけど雰囲気だけモチーフにしたみたい。」



「そのせいか如月祐介の共感覚では希死念慮、つまり死にたい願望の言葉が聞こえてきたから、美しい旋律に生と死の葛藤を描こうと思ったのよ。」



「それは歌詞を書くというよりは遺書を書くという感覚に近かったから、彼は感情移入するあまりに涙を流しながら言葉を綴ったの。」



「本当は生きたいんだけど死を避けられない自分がいて、次々に降りかかる不幸の連鎖を自殺によって終わらせようとする姿だったのよ。」





人生の試練と希死念慮





メイリン「誰もが幸せを求めて生きているのに、ときに理不尽な出来事が起きて心が耐えられないほどの傷を負うことがあると思うの。」



「例えば戦後の日本人女性は相手を信頼して結婚したのに不倫をされて離婚する場合が多く、身勝手で反省しない男性が多いのも困ったものよね。」



「自分は何ひとつ悪いことをしていないのに、相手の身勝手な言動で理不尽な仕打ちを受けるのは許せない気持ちになると思うのよ。」



「如月祐介は家庭崩壊を経験しているから、その気持ちは分からなくはないけど、苦難を乗り越えることによって精神的に成長するのも確かなの。」



「だからどんなにつらい出来事があっても常に正しい心を失わずに、自分がこの世に生まれた使命を考えて前向きに生きることが大切ね。」










メイリン「こうして完成したのが『生きたい』という作品。」



「そこには度重なる人生の試練に絶望して希死念慮に悩まされている女性が、生きたい気持ちと死にたい気持ちの間で葛藤する姿が描かれているわよ。」



「人間の心をダイヤモンドに例えると、つらい出来事で研磨されることで人格が整って洗練された美しさを放つようになるの。」



「だから今がどんなにつらくても幸せを求めて前向きに自分の道を歩んでいけば、人生が壮大な物語であるかのように感じるはずだから……。」



「それでは日付が変わった24時に本編を一般公開するから、YouTubeの音楽を再生して歌詞を曲の旋律に合わせて読んでみてね。」

















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