[第1作目 予告2] フランドール・スカーレットの抒情詩 (MIDI版) | 如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

女性を描くアマチュアの小説家、詩人、作詞家。東方プロジェクトの音楽に付けた歌詞を公開しています。マンションのベランダで家庭菜園をしています。

「あなたは私だけの大切なおもちゃなの……。」



作品名: フランドール・スカーレットの抒情詩 (MIDI版)

曲名: U.N.オーエンは彼女なのか? (MIDI版)

公開日: 2024年2月10日 (土) ~ 2024年2月16日 (金)





メイリン「この作品には言葉の裏側にいろんな意味が隠されているんだけど、歌詞を読んでいて何が描かれているのか気づいたかしら?」



「例えば作品では物語が展開するにつれて、バラの色が『ピンク→青色→黒色→赤色』に変わっていく様子が描かれているわね。」



「実はバラの色が変化していく裏側には、植物に象徴的な意味を持たせる花言葉が隠されていて、物語の展開とともに変遷させているの。」



「花言葉は同じ花でも色によって違っているから、バラの色を変化させることで表側の意味と裏側の意味を平行して持たせているのよ。」



「それではバラの色が変化していく裏側にはどういう意味が隠されているのか、具体的に花言葉を紹介して説明するわね。」





ピンクのバラと青色のバラ





メイリン「ピンクのバラの花言葉は『美少女』。」



「かわいいピンクのバラである少女が、蕾の状態から可憐に花を咲かせて大人の女性になっていくという意味が隠されているの。」



「青色のバラの花言葉は『不可能→夢叶う』。」



「元々バラには青色の色素がないんだけど、近年になって日本人研究者がパンジーの色素を使って青色のバラを誕生させて花言葉が変わったの。」



「つまり恋の相手は謎の存在であり不可能だったんだけど、紅い月によって夢が叶うという訳の分からない解釈になるみたいね。」





黒色のバラと赤色のバラ





メイリン「黒色のバラの花言葉は『憎しみ』。」



「相手を深く愛するほど何かあって愛情が反転したときに強い憎しみになるものだけど、それを黒色のバラで表現しているということね。」



「赤色のバラの花言葉は『あなたを愛してる』。」



「つまり憎しみに染まった黒色のバラが、相手を殺して血で赤色に染まり永遠の愛情で結ばれるという恐ろしい描写なの。」



「ちなみに黒色のバラは存在しないんだけど、19世紀にフランスで品種改良された『ルイ14世』という黒っぽい赤色のバラなら存在するわよ。」










メイリン「このように初めて書いた第1作目の歌詞であるにも関わらず、文学のように言葉の裏側に意味を持たせて表現しているのが分かるわね。」



「これは若かった頃の如月祐介が文学青年だったのが理由で、彼はヨーロッパの古典派やロマン派を中心に小説や詩などをたくさん読んでいたのよ。」



「同じく古典派やロマン派のクラシック音楽をたくさん聴いていて、特にルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンを音楽家として崇拝していたの。」



「そこから東方プロジェクトの世界に転向したんだけど、昔のヨーロッパの芸術が基盤になっているから既存の歌とは違った魅力があるのよ。」



「それでは日付が変わった24時に本編を一般公開するから、YouTubeの音楽を再生して歌詞を曲の旋律に合わせて読んでみてね。」

















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