[第21作目 予告3] 思い出の桜 (オルゴール版) | 如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

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女性を描くアマチュアの小説家、詩人、作詞家。東方プロジェクトの音楽に付けた歌詞を公開しています。マンションのベランダで家庭菜園をしています。

「桜は散るけれど、私を忘れないでね……。」



作品名: 思い出の桜 (オルゴール版)

曲名: さくらさくら    ~ Japanize Dream... (オルゴール版)

公開日: 2023年4月8日 (土) ~ 2023年4月14日 (金)





メイリン「季節に四季という流れがあるように、人生にも四季のような流れがあるもの……。」



「それは国や民族、個々に至るまでいろんな形で存在しているわね。」



「広い視野で見れば、新型コロナウイルスが流行して致死率が高かった頃は真冬のような寒さ。」



「でも治療薬が確立された今は、オミクロン株が流行しているとは言っても、雪解けの時期を迎えているように感じるはずなの。」



「新型コロナウイルスはインフルエンザウイルスと同様に共存の道に入ったのよ。」










メイリン「今はまだマスクが欠かせないけど、世界中でワクチンの摂取が進んでいて多くの人が抗体を持つようになってきたわね。」



「そうすれば新たに感染力が強い変異株が発生しにくくなり、きれいな空気を思い切り吸うことができるようになるはずよ。」



「そのときはもう始まっていて、デルタ株が収束した頃は多くの人が日常を取り戻そうと外を出歩くようになっていたわね。」



「近所のスーパーに行って買い物をしたり、ちょっとした旅行に出かけたり……。」



「そして次はオミクロン株の流行で一時的に雪が降っていたけど、本当は春を迎えて暖かくなってきているようなものなのよ。」










メイリン「もう4月を迎えたけど、樹木をよく見ると芽がたくさんできていることに気づくはずなの。」



「我々人間は大変な危機に陥っていても、自然はいつもと変わらずに呼吸をしていたのよ。」



「こうして拓けた世界を見たときに、自粛生活という寒い冬を乗り越えてきた自分が見えるはずなの。」



「我々はそれだけ厳しい寒さに耐えて精神的に強くなったのよ。」



「現に新型コロナウイルスの流行の初期に見られるような混乱は起きていないし、自粛生活にも慣れてきた自分がいるはずだからね。」










メイリン「2021年は桜の国である日本でオリンピックが開催された記念すべき年だったことを思い出してほしいの。」



「このような危機を乗り越えてきたからこそ、生きている喜びを世界中の人々と共有できたのよ。」



「我々日本人が世界に先駆けて日常生活を取り戻さないといけないわね。」



「新型コロナウイルスを完全に収束させるには、マスクの着脱を徹底するなど、皆さんひとりひとりの行動が大切になるわよ。」



「歌詞を曲の旋律に合わせて読んでみてね。」










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