[第21作目 予告1] 思い出の桜 | 如月祐介のブログ 「東方零式幻想歌」

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女性を描くアマチュアの小説家、詩人、作詞家。東方プロジェクトの音楽に付けた歌詞を公開しています。マンションのベランダで家庭菜園をしています。

「桜は散るけれど、私を忘れないでね……。」



作品名: 思い出の桜

曲名: さくらさくら    ~ Japanize Dream...

公開日: 2023年4月8日 (土) ~ 2023年4月14日 (金)





メイリン「この作品は『恋人と見に行った思い出の桜と追憶』を描いた歌詞なの。」



「2017年12月19日に書かれた歌詞で、如月祐介が作詞を始めてから約1~2ヶ月後の作品よ。」



「歌詞は春を描いているんだけど、作詞したのは冬だったというのが不思議よね。」



「これは冬に桜を描いた曲を聴いていたのが理由で、当時は複雑な曲を敬遠していたから、短くて歌詞を付けやすそうな曲だと思って選んだみたい。」



「この歌詞を付けた曲はこちら……。」





作曲 & 編曲: ZUN
曲名: さくらさくら    ~ Japanize Dream...





メイリン「この曲は童謡の『さくらさくら』を使っているんだけど、如月祐介はどことなく別れのイメージを感じたの。」



「それで恋人と一緒に見に行った桜と、破局した後の追憶という内容になったわけ。」



「近年は新型コロナウイルスの流行で花見は自粛モードだけど、やっぱり恋人と一緒に見に行く桜はとても美しく感じるものよね。」



「桜そのものは世界中に分布していて、西洋ではサクランボを収穫するために食用として品種改良が進んだのが特徴なの。」



「それに対して日本では観賞用として品種改良が進んで、特にソメイヨシノみたいに華やかに咲く品種が日本中に植えられたのが特徴なのよ。」











メイリン「桜は日本人の美徳を反映していて、華やかに咲く姿も美しいんだけど、潔く散っていく姿も美しいのよね。」



「これを女性で例えると、満開の桜は恋愛で最も美しく咲いている時期だと言えると思うの。」



「でも恋人と破局すると、どうしても枯れた花のようになってしまうものよね。」



「ただ桜が潔く散っていくように、相手に対する未練を潔く断ち切るということも大切だと思うの。」



「そうすれば次の春がやって来たときに、再び華やかに咲くことができるのだから……。」










メイリン「こうして完成したのが『思い出の桜』という作品。」



「そこには桜を見ながら、恋人と過ごした日々を懐かしく思い出す女性の姿が描かれているわよ。」



「桜は日本人女性の美徳でもあるから、満開のときも散っていくときも美しくありたいものよね。」



「そうすればいつか運命に導かれて、美しい桜を見ようと相手が現れるはずだから……。」



「歌詞を曲の旋律に合わせて読んでみてね。」










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