「卒業写真のあなたに恋しているよ……。」
作品名: 卒業写真
曲名: 非公開
公開日: 未定
メイリン「新作の歌詞『卒業写真』という作品が完成したわよ。」
「この作品には『同窓会で再会した学生時代の初恋の人への想い』が描かれているの。」
「作詞を始めてから数ヶ月が経過して大分スキルが上がってきた如月祐介だけど、独身で引きこもりのおっさんだから出会いに恵まれないのよね。」
「そんな悲惨な状態で東方紅魔郷というシューティングゲームの音楽を聴いていたら、何となく別れをイメージする曲があることに気づいたの。」
「それは失恋というよりは卒業式という感じで学生時代を思い出したから、この曲に彼が経験した同窓会での出来事を描こうと思ったのよ。」
「彼は注意力が散漫で落ち着きがなく5歳頃まで言葉を話せなかったため、保育所の頃は小学校の言葉の教室に通って話すことを教わったのよ。」
「その性質が学校ではマイナスに働いていたから成績は学年で最下位レベルで、他人と同じでなければならないという同調圧力に苦労したみたいね。」
「だから中学校を卒業してから行方不明の扱いになっていて、成人式にも行かなかったことで同級生に心配されていたのよ。」
「そして中学校の卒業から約10年が経過した頃に同窓会が開かれることを手紙で知って、久しぶりに同級生と会おうと思ったの。」
「中学卒業時に身長177cmだった彼は身長185cmまで伸びていて、良い意味で別人のようになっていたから女性たちを驚かせてしまったみたいね。」
「そして彼は女性たちのグループに呼ばれて囲まれることになったんだけど、そこで自分を好きだったという女性が何人かいたことを知ったのよ。」
「ただバレンタインデーでチョコレートをもらうこともなかったし、卒業式で第2ボタンをあげたこともなかったから全く知らなかったの。」
「本来であれば誰かとお付き合いするような感じになるかもしれないけど、彼は今よりも孤独癖が強かったから誰ともお付き合いしなかったのよ。」
「ただ自分を好きになってくれた同級生の女性たちのことには今でも感謝していて、それを形として残すために歌詞に描いたんだって。」
「もう二度と会うことはなくても同窓会でたくさん愛情をもらったことに感謝していて、その後の人生で大きな心の支えになったのよ。」
「今はもう思い出せないことが多いけど、彼女たちが幸せな人生を歩んでくれたら何よりも嬉しいと思っているみたいね。」
「作品は毎週土曜日に公開していくから楽しみに待っていてね。」