ルソン島沖で中国船がまた放水銃
フィリピン船が損傷
* AFP BB News (4月30日) より *
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240430/20/george-galison/bf/b0/p/o0720055015432605427.png?caw=800)
【 AFP = 時事 】
フィリピン・ルソン島沖のスカボロー礁近くの海域で同国の船舶2隻が30日、中国海警局の船から放水銃を浴び、1隻に損傷が生じた。
妨害行為に遭ったのは漁業水産資源局と沿岸警備隊の船舶で、同海域で操業していた漁船に燃料と食料を届けようとしていた。
沿岸警備隊は、 「フィリピン船は中国海警局の船4隻と海上民兵の船6隻から危険行為と妨害を受けた」 と説明。
沿岸警備隊の船舶が両側から放水銃を浴び、手すりと天蓋 (てんがい) が破損したとしている。
また船舶が損傷したことについては、 「フィリピン船を威嚇するため海警局が強力な水圧を用いたことを示している」 と非難した。
【 翻訳編集 】 AFP BB News
中国船の放水でフィリピン公船1隻が損傷、南シナ海スカボロー礁
「嫌がらせや挑発的行動」 フィリピン当局が発表
* 産経新聞 (4月30日) より *
フィリピン沿岸警備隊は30日、南シナ海で同日午前、フィリピン公船2隻が中国海警局の船舶から放水を受け、うち1隻が損傷したと発表した。
南シナ海では領有権を巡って中国とフィリピンの摩擦が激化しており、中国船によるフィリピン側への妨害行為が常態化している。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240430/21/george-galison/2f/41/p/o0720068115432643623.png?caw=800)
放水があったのは、南シナ海のスカボロー礁 (中国名・黄岩島) 。
フィリピン公船は付近の海域で自国の漁船に燃料や食料を提供する活動に従事していたという。
放水によって、フィリピン公船の手すりなどが損傷した。
沿岸警備隊は 「嫌がらせや挑発的な行動」 があったとしている。
中国海警局は30日、スカボロー礁付近でフィリピン沿岸警備隊の船舶を 「追い払った」 と発表した。
スカボロー礁付近は豊かな漁場として知られ、フィリピンの排他的経済水域 (EEZ) 内にある。
中国は2012年から実効支配を続けており、障害物を設置するなどしてフィリピン船の航行を妨害している。
『 中国海警局と海上民兵 』
わが国の領海 (尖閣諸島など) でも “ 好き勝手な活動 “ をしていますが、そろそろ海上保安庁ではなく “ 海上自衛隊の船舶で対処 “ をするべきだと思います。
しかし、大手メディアがこのような現状 (中国船の横暴) を取り上げないのは、やはり中国に対して忖度しているからなんでしょうね。