[ ホビー ] タカラトミー 「SORA-Q」 月面での撮影、データ送信に成功 | 執爺の記憶帳

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元・(自称) 古株モンスターハンターの拙者が、毎日の出来事やネットの記事などで見つけた、ちょっとした情報 (アニメ・特撮・食玩 etc.) などを不定期に書いていくブログであります。

 タカラトミーの 「SORA-Q」 
 月面での撮影、データ送信に成功
* HOBBY Watch (1月26日) より *

 JAXA (宇宙航空研究開発機構) は1月25日、変形型月面ロボットによる小型月着陸実証機 (SLIM) の撮影および、データ送信の成功を発表した。
 リリースでは送られたデータによる画像を公開している。

 小型月着陸実証機SLIM (スリム) プロジェクトは、将来の月惑星探査に必要!高精度着陸技術を小型探査機で実証する計画。
「月の狙った場所へのピンポイント着陸」
「着陸に必要な装置の軽量化」 
「月の起源を探る」 といった目的を、小型探査機で月面にて実証する探査計画である。

 小型月着陸実証機SLIMは1月20日午前0:20に月面に着陸。
 しかしながらSLIMの着陸時の姿勢等が計画通りではなかったことから、太陽電池からの電力発生ができない状況にあった。
 今回、SLIMに搭載された変形型月面ロボット (Lunar Excursion Vehicle 2 (LEV-2) 愛称 「SORA-Q」 ) は、SLIMの撮影に成功した。

 これにより、SORA-Qは超小型月面探査ローバ (Lunar Excursion Vehicle 1 (LEV-1) 以下 「LEV-1」 ) と共に日本初の月面探査ロボットになり、世界初の完全自律ロボットによる月面探査、世界初の複数ロボットによる同時月面探査を達成した。
 さらに、SORA-Qは世界最小・最軽量の月面探査ロボットとなった。

 SORA-Qから送られてきた映像では、SLIMが “ 上下逆になって “ 着陸しているのが確認でき、SLIMがなぜ太陽電池での発電ができないのか “ 一目でわかる “ 映像となっている。
 ちなみに、SORA-Qの1/1スケールモデル 「 SORA-Q Flagship Model 」 はタカラトミーが2023年9月2日に発売しており、現在は “ 在庫切れ “ となっている。
 今回、歴史に残る映像を発信したSORA-Qには注目が集まっており、再販に期待したい。


【 SORA-Q Flagship Model 】
 2023年9月2日に発売したSORA-Qの1/1スケールモデル
「SORA-Q Flagship Model 」 
 価格は27,500円



 ※ 画像はイメージです



『 SLIMとSORA-Q 』

 本当に日本の技術力は世界に誇れるレベルだと思います。