[ 懐かしのロゴマーク ]「 CMの影響が強かった 」マンダムのロゴマークはブロンソン? | 執爺の記憶帳

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元・(自称) 古株モンスターハンターの拙者が、毎日の出来事やネットの記事などで見つけた、ちょっとした情報 (アニメ・特撮・食玩 etc.) などを不定期に書いていくブログであります。

    「 CMの印象が強かった 」マンダムのロゴマークはブロンソン?
    男くささ前面に出してヒット商品に
    * 神戸新聞 NEXT より *

「 う~ん、マンダム 」。
    往年の映画スター、チャールズ・ブロンソンが呟くテレビCMは強烈な印象を残した。
 
   化粧品メーカーのマンダム ( 大阪市 ) が1970年代に発売した、男性用のマンダムシリーズはCMの効果もあって大ヒット。
    商品に付けた彫りの深い男性の顔は「 ブロンソンがモデルでは? 」と噂されたという。

    実は、このロゴマークはノルウェーの彫刻公園にある、鉄格子の扉に刻まれた顔から 取ったものだという。
    同社の担当者は「 CMの印象が強かったので、ブロンソンだと思われたのではないか 」と推測する。

【 使用開始 】1970 ( 昭和 45 ) 年 7 月
【 特徴 】
    ノルウェーのフログネル公園にある鉄格子の扉に刻まれた男性の顔がモデル。
    人間愛を謳っている作品で、人間的な愛情で支えられる " 男の世界 " を表現するのにふさわしいと採用された。

    当時の社名は、1933年に発売した固形の整髪料「 丹頂チック 」から取った『 丹頂 』。
    この商品は国内外で人気が出て、一世を風靡 ( ふうび ) した。

    ところが1960年代に入ると男性化粧品の市場は液体整髪料が主流になり、若者からはクリーム状の「 ポマード 」などが主体の古臭い企業と捉えられてしまい、経営危機に陥ってしまう。
     そこで起死回生を図るため、社運を掛けて発売したのが同シリーズだった。  

    商品は整髪料のほか、化粧水など10品目。

    男くささを前面に出し、テーマはなんと『 男の体臭 』。
    体臭を消すことに躍起になる今どきの若者が聞いたら、ひっくり返りそうなコンセプトだ。 

    CMソング『 男の世界 』もヒットし、シングルの売り上げは100万枚を記録した。

    このブームを一時的な流行に終わらせるのではなく、企業のイメージとして定着させるため1971年には社名を「 マンダム 」に変更。
    ロゴも企業ロゴとして、他商品にも使い始めた。

    今もヘアトニックなど3商品が福崎工場 ( 兵庫県 福崎町 ) で生産されている。
    そこには " あの顔 " のマークが描かれていた。
    丹頂チックも米国の有名スタイリストが愛用していると、最近の交流サイト ( SNS ) の中で話題になったという。

    マンダムはその後、1983年に新マークを導入。
    さらに昨年 ( 2021年 ) 9月には38年ぶりにシンボルマークを刷新した。
【 使用開始 】2021 ( 令和 3 ) 年 9 月
【特徴 】
    人に役立つ価値を創造する「 人間系企業 」、全てのステークホルダーの「 笑顔 」、マンダムの頭文字の「 M 」を表現する。

    新しいマークは笑顔と社名の頭文字を表し、人という文字が並んだようにも見える。
    こんな洒落たマークに変わるとは、当時のロゴからは想像もつかない。

【 マンダム ( 大阪市 ) 】
    1927 ( 昭和 2 ) 年、金鶴香水として創業開始。
「 ギャッツビー 」 「 ルシード 」の二大ブランドを持ち、男性化粧品では国内トップ級。
    女性化粧品は同社の売上高の約3割を占める。
    2022年3月期の連結売上高は573億6100万円。
    グループ社員は2022年3月末時点で2763人。
    福崎工場は国内で唯一の生産拠点。



    あの顔ロゴマーク、拙者もチャールズ・ブロンソンがモデルだと思っていましたが、違っていたのですね。


   拙者も子どもの頃、顎に手を添えて 「 う~ん、マンダム 」とやっていました (笑) 。

    ただ、拙者の父親は他社の商品 ( 資○堂のMG5 )を使っておりましたけど 😅