会長のあいさつに続き、
基調講演の前に
兵庫県立大学自然・環境科学研究所先山先生による
山陰海岸ジオパークの取組状況
「山陰海岸ジオパクの災害と暮らし」
のお話がありました。
山陰海岸ジオパークは
ジオパークと「災害」を結びつけてお話をする、
というのは他の(特に火山活動の盛んな)ジオパークに
比べると少ないように思います。
逆に観光面や地域活性化にうまくつなげて
ジオパーク活動を行っているのは
全国的にも先進地なのではないかと思います。
今回の先山先生のお話で中心だったのは
戦前に起こった北但馬地震と9年前台風23号で起こった豊岡水害について。
今回は城崎温泉と北但馬地震のお話を紹介しますね。
1925年に起こった北但馬地震は
城崎温泉に壊滅的な被害をもたらしました。
が、シンボルである外湯を整備し、
玄武岩を活用し、震災前の景観を維持しながら
非常に素早い復興を遂げたそうです。

震災1年半後には大豁川に橋が!!
まち歩きの際、
こういった橋の作られた年代を確認するだけで
復興ジオ遺産として語ることができます。
当時の城崎温泉の先人の方々の結束力、
復興に対する熱い思いが伝わってきます。
そう、今回の城崎会議のテーマは
「自然の恵みと災害」
災害には負の面がクローズアップされがちですが
マイナスからの復興にプラス面を見いだせる場合があります。
最初にこのお話を聞いた時には
ちょっとしたトリビアなお話程度にしか認識していませんでしたが、
シンポジウムが全て終了し、改めて
一つ一つの発表を振り返りながら線と線でつなげて見ると
過去の災害が未来の防災のためにとても役立っているということを
認識できる素晴らしい会議だったことに気づかされました。
こちらのブログでは
一つ一つの講演のお話をお話して行きたいと思いますので
最終的に読み終わった際、
ジオパークと災害、防災との結びつきを
強く感じていただけるよう頑張って書いていきたいと思います。^^